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Posted by TI-DA at

2015年04月24日

4月末まで休止のお知らせ

最近更新が遅れていて申し訳ありません。

4月、多忙のため、4月いっぱい更新を休止させていただきます。

GWくらいには再開できると思います。

申し訳ありませんが、よろしくお願いします。  


Posted by さがるまーた at 18:00Comments(0)お知らせ

2015年04月19日

呉線乗り降り(下)~LCCで行く広島の旅3~


 安芸津から乗った列車はさっき安芸川尻から乗った新広島色の列車でした。三原まで行って折り返してきた列車です。その列車で安登駅へ。



 安登駅も簡単な待合室のある無人駅でした。



 ここには日本一短い県道が。




奥の国道と手前の駅前ロータリー?を結ぶこの区間が広島県道204号線とのことで、珍しい光景です。

汽笛が聞こえたので、ホームに出てみると、これまた折り返してきた「瀬戸内マリンビュー」号が呉方面に向けて通過していきました。




竹原駅まで列車に乗り、また呉方面の列車に乗り換えて吉名駅へ。




この吉名駅もホームが長い駅です。呉線の駅はどの駅もホームが長くなっています。呉線は戦前の軍港である呉駅を通る路線なので、貨物旅客ともに軍事的に重要な路線でした。そのため戦前はもちろん、戦後も東京からの直通列車が走っていたそうです。その名残で各駅のホームが長いんでしょうね。今走っているのは2両か4両くらいの列車が大半ですが。


呉線に限らず、JR西日本の路線に乗ると、駅間で列車が急に徐行運転することがあります。大体、その部分は地盤が弱いなどの理由で大雨で崩れるなどの場所のようです。以前ならば、通常速度で走れるように修復していたようですが、これまた経費節減で、乗降することで強度を最低限にしているようです。そのため、このような速度制限の表示が頻繁に見られますね。


奥側の線路も使用していますが、草に埋もれてて使われていない感じがします。

駅舎の中には運行情報を表示するタブレットが。


リアルタイムで遅れがわかるというのはありがたいですね。

ちょうど、このころは広島北部の集中大雨で土砂崩れが起きて、可部線が不通になっていた頃でした。



三原行きの列車はまた折り返してきた新広島色の列車でした。今日は何度も乗ってます。この列車に乗って安芸幸崎駅へ。


この辺りに来ると、列車は海沿いを走ります。


安芸幸崎駅も構内が広いですね。駅裏には今治造船の造船所があります。昔は幸陽船渠だったようですが、今は吸収合併されたようです。


以前はこの鉄道を使ってきたビジネスマンを送迎していたようで、こんな看板が駅舎にありました。

今、呉線を使うビジネスマンはいるんでしょうかね?


「快速電車停車記念」 駅舎脇にはこんな碑が。


裏を見ると


昭和53年の銘が。調べてみると、昭和53年の10月2日、国鉄のダイヤ改正で、快速列車の停車駅にこの安芸幸崎駅が追加されたそうです。手持ちの昭和55年3月の時刻表を見ると確かに4往復の快速列車が走っています。その記念に碑が建てられたのでした。今から考えれば大したことはない気がしますが、そのころの快速列車は権威があったのかもしれませんね。皮肉な話ですが、呉線を走る寝台特急「安芸」が廃止され、呉線を走る特急、急行列車がなくなったのも、この53年10月のダイヤ改正なのでした。

折り返しの列車で安芸長浜駅へ。ホームの前には電源開発の火力発電所がありました。


駅舎は無人駅ですが、トイレもある今風の駅でした。



時刻は17時過ぎ。発電所の人たちが仕事を終えて、ホームへやってきました。自家用車の通勤ばかりかと思ったのですが、意外に電車利用もあってビックリでした。

来た列車も通勤を意識しているようで4両編成でした。


車窓にはしまなみ海道の多々羅大橋を遠くに見ながら、三原へと向かいます。



17時35分三原着。最近三原はよく来ているので、すぐに岡山行きの列車に乗り換えます。

岡山行きは昔、関西圏の新快速で使われていた懐かしい117系の車両でした。

4へ続く。

 
  
タグ :鉄旅


Posted by さがるまーた at 18:00Comments(0)2014,8 LCCで行く広島の旅

2015年04月16日

呉線乗り降り(上)~LCCで行く広島の旅2~



 2日目、路面電車に乗って広島駅へ。

 広島は長崎などと並んで、数少ない路面電車が多く走る町ですね。新車も積極的に導入していて、街に溶け込んでいるのがいい感じがします。

 JR広島駅は改造工事中でした。



 JR西日本の経費節減策のため、来る列車来る列車がすべて黄一色というのにはうんざりさせられます。



 私が乗るのは数少ない黄色ではない列車、「瀬戸内マリンビュー1号」です。



「瀬戸内マリンビュー」は呉線を走る観光列車です。側面も船の感じが出ていて凝った塗装になっています。




私が乗るのは自由席なので車内の大半は普通座席ですが、車端は船を意識した内装です。





10:06に発車した列車は海田市駅で呉線に入り、瀬戸内海を見ながら呉へと向かいます。




呉駅を越え、まず降り立ったのは安芸川尻駅。


降りた記念に切符を買おうとしたら、ちょうど窓口を締めた時間でした。残念!



ここ川尻は筆づくりの街だそうです。



20分ちょっとで次の電車が来ました。

この列車は新広島色と呼ばれる、黄色ではない列車でした。この塗装の列車は呉線には1本しかないようです。

また20分揺られて風早駅へ。


待合室くらいしかない小さな無人駅でした。駅前にこんな店が。


喫茶店にあったきっぷ売り場です。JR西日本はシールになっているので、おそらく国鉄時代から、ここで切符を売っていたんでしょうね。




駅前の海は牡蠣の養殖が盛んなようです。


呉線自体は単線ですが、この駅に限らず、駅構内は広く、長い列車も行き違えるようになっています。

反対側の電車に乗って、10分ほどで安浦駅へ。



2005年に呉市になるまでは安浦町の中心で、以前、この近くにある軍艦の防波堤「武智丸」を訪れたことがあります。今回は時間がないので、隣の郵便局を訪問することにして、また三原方面の列車に乗って安芸津駅へ。


きちんと駅舎が残っていて、窓口も空いていました。もっとも地元の人が販売を委託されているようです。



時間は13時を回ったので、お昼ご飯にします。


ネットで探して、美味しそうだった藤田屋さんの穴子丼でした。
美味しゅうございました。

3へ続く。
  
タグ :鉄旅


Posted by さがるまーた at 18:00Comments(0)2014,8 LCCで行く広島の旅

2015年04月12日

初めての春秋航空日本に乗る。~LCCで行く広島の旅1~

 2014年8月1日から、日本で4社目のLCCになる春秋航空日本が就航しました。中国の春秋航空の子会社とのことでしたが、あまり有名ではないのでどうかなと思いつつ、広島空港への初のLCCなので利用するかどうかを迷っていたら、8月7日から737円セールがあるとのことで、思い切って初めて利用することにしました。

 ちょうど8月下旬に広島の竹原で花火大会があるとのことで、それを見に行くことを軸にその前後で広島の旅をしようと思い、7日に購入しました。知名度が低いのか、ほかのLCCのセールと違って、すぐに購入できてビックリです。

飛行機代はとにかく安い!片道737円+クレジットカード払い手数料300円で1037円×2(往復)で2074円です。窓側とかの指定をすると料金がかかるのですが、広島空港は何度も利用しているので、席の指定はせずに購入です。

春秋航空日本は広島(2往復)、佐賀(2往復)、高松(1往復)の3都市5往復で就航するそうで広島、佐賀はLCC初就航で嬉しい限りです。

8月の末、夕方の飛行機なので、お昼過ぎに家を出ました。京成のアクセス特急を乗り継いで空港第2ビル駅へ。



駅の壁には春秋航空日本就航ポスターが貼ってありました。ほかにもウラジオストックへのオーロラ航空、バンコクへのタイ・エアアジアXも就航するそうです。


春秋航空日本は今まで使ったことのあるジェットスターとは反対側の第二ターミナル北側、バニラエアと同じ側にありました。自動チェックイン機でチェックインします。



LCC用に作られたターミナルらしく、保安検査場も簡略化されています。



待合室も天井剥き出しになっている簡略なつくりです。



16時25分発の出発なのですが、搭乗案内時刻が35分前とのことでLCCらしく早いですね。



当然、ボーディングブリッジではなく、バスで飛行機まで行きます。



就航して1か月弱なので、機内はきれいですね。照明も凝っています。



壁には春秋航空日本の文字が書いてあるのが印象的でした。



16時28分、3分遅れで動き出しました。どうもこの時間は込み合っているらしく、離陸は16時47分でした。

座席は通路側だったので空からの写真は撮れませんでしたが、機内は空いていることもあって、快適です。

ベルト着用サインが消えて、機内販売が始まりました。春秋航空日本は食事の販売がなく、お菓子などの軽食の販売なので買ってみようかなと思ったのですが、座席にメニューがなく、CAさんにお願いして、持ってきてもらいました。

メニューを見ると就航地に関連したものを売っているらしく、買ったのは、佐賀産の温州ミカンジュースと広島産のからす麦クッキーです。〆て400円。良心的でした。



3分遅れで出発し、18時08分、3分遅れで広島空港着。普通に運航している限りでは大手とそん色ない乗り心地でした。

バスで広島市内へ向かいました。

広島では友人と飲み、宿へ向かいます。
ちょうど8月の末で閉館する映画館「サロンシネマ」に寄ります。





古い日本映画もやっていました。


シネコンの発達で、こういう昭和の映画館は無くなっていくのでしょうね。そんなことを思いつつ、広島で1泊。

2へ続く。
  


Posted by さがるまーた at 18:00Comments(0)2014,8 LCCで行く広島の旅

2015年04月09日

SLと連絡船と~北関東落穂ひろいの旅3~



 

下館駅の真岡鉄道ホームには切り欠けホームの1番線から発車します。隣にはSL列車を引くDL車が待機していました。 
 

デザインは通常と違っている感じが良いですね。



下館駅、真岡鉄道の0キロポストです。



下館を出た列車は関東平野を淡々と走っていきます。



途中、折本駅で反対列車との行き違いで停車。ホームに降りて一枚。



反対列車を撮影しようと、カメラを構えていたら、汽笛が聞こえてきました。ひょっとすると?


はたしてきたのはSL、蒸気機関車でした。間近で見ると、凄い!熱を感じますね。


きれいに写真が撮れました。なかなかこういう構図で写真を撮ることがないのでうれしいですね。


列車はさらに北上していきます。

真岡駅へ到着しました。前回、乗りに来たときは通り過ぎただけなので、今回はここで降ります。


駅舎はSLを模した感じになっています。




真岡鉄道は集客のためにSLを2両持っていて本線上を走らせていますが、それ以外に9600形のSLを圧縮空気を動力源として、駅構内を走らせています。その施設が駅横にある「SLキューロク館」です。



この9600形は運転台が右側についている変わった形の蒸気機関車です。


通常は左についている運転台が右側についている理由はこの機関車が北海道の青函連絡船の貨物の入換用に使うために左運転台を右運転台に改造したそうです。五稜郭~有川桟橋の航送入換線が極度の右カーブのために左運転台では全く見えないのだそうです。有川桟橋は青函連絡船の函館側の貨物用の桟橋でした。


このキューロク館にはもう一つ青函連絡船絡みの車両があります。


スハフ44形客車です。北海道で活躍し、急行「ニセコ」の客車でも使われていたそうです。その客車が東京で保存されていた青函連絡船「羊蹄丸」内で使用されていて、その後、羊蹄丸が解体されるときにこの地に移されたそうです。ちなみに「羊蹄丸」にあったころの写真がこれ。



車内は古き良き感じが出ています。



駅構内の展望台から見ると、いろいろな車両が展示されていて楽しいですね。





夕陽がきれいでした。


そのあと、水戸へ向かいました。

終わり
  


Posted by さがるまーた at 18:00Comments(0)2013,9 北関東落穂ひろいの旅

2015年04月05日

ラーメンと歴史と~北関東落穂ひろいの旅2~


 新前橋駅からは両毛線に乗り継ぎます。



 前橋で乗り継ぎ、


 佐野まで来ました。ここで昼食にします。

もちろん昼食は佐野ラーメン!
 


佐野ラーメンマップをもらった佐野駅前の観光案内所まで戻ってきました。



駅前の地図を見ると、不思議な文字が。



佐野駅の右上の方に

「井伊直弼公墓」の文字が!幕末の「安政の大獄」を行い、そのために江戸桜田門外の変で殺された江戸幕府の大老で彦根藩主の墓がこの地にあるというは不思議です。井伊直弼の墓は東京世田谷の豪徳寺の井伊家墓地にあるということになっています。

 後日調べてみると、ここ佐野にも江戸時代に彦根藩の飛び地があったそうで、その縁でこの地にも井伊家の墓地があり、直弼の墓には遺髪が入っているそうです。世田谷も彦根藩の飛び地だったそうです。ちなみに最近の調査では豪徳寺の井伊直弼の墓の下3メートル以内には石室が発見されなかったそうで、それはそれで歴史の因縁を感じたりします。

この日は墓に寄る余裕がなく、そのまま列車に乗ります。


小山で水戸線に乗り換えます。



この北関東の路線は国鉄時代に製造された車両が活躍しています。製造から30年以上たち、だいぶくたびれていますが、頑張っていますね。

小山から20分ほどで下館駅へ。今日はもう一つ寄り道をします。




3へ続く。
  


Posted by さがるまーた at 18:00Comments(0)2013,9 北関東落穂ひろいの旅

2015年04月02日

185系「草津」に乗る~北関東落穂ひろいの旅1~


 2013年9月の話。水戸へ出かける用事があり、出かけました。水戸には夜に着けばよいので、少し寄り道をしていくことにします。

 まずは上野駅へ。



乗るのは特急「草津31号」です。昔は新特急でしたが、2002年以降は新を外して、特急になったそうです。草津温泉方面の特急列車は高速バスに押されて削減が続いているようで、この列車も土休日のみの運転となっています。





乗ったのはグリーン車。この列車の車両、185系は国鉄時代から使われてきた車両でしたが、だいぶ新車に変わり始めていて、次のダイヤ改正で常磐線特急の「スーパーひたち」で使われていた651系に変わるという情報が流れていました。グリーン車もなくして廃車にするなんて情報もあったので、一度グリーン車に乗ってみることにしたのでした。

9時に出発した列車で、中之条駅まで乗ります。

車内は国鉄時代の懐かしい感じがあちらこちらにあります。


「くずもの入れ」今、こんな言い方しないですね。


この無機質な感じが懐かしい感じがします。


網棚もこのタイプは見かけなくなりましたね。学生の頃、夜行列車の網棚に濡れたタオルをかけて乾かしたことを思い出しました。

2時間かけて中之条駅に到着。

車体の横の塗装も昔の緑のストライプではなかったですが、この窓の配置も懐かしさを感じました。


中之条駅は少しきれいになっていました。この駅は四方温泉、沢渡温泉の入り口の駅でもあります。




約30分のインターバルで上野行き「草津2号」に乗ります。今度は自由席です。

車窓には黄金の田園地帯が広がります。



この車両は特急列車の車両には珍しく、窓が開きます。


今では普通列車の窓も開かなくなったのですが、国鉄時代でも特急列車は冷暖房完備で窓は開かないのが普通でした。この185系は特急以外にも普通列車でも使用するという用途が考えられていて、窓が開けることができるようになっていたのでした。



上越新幹線の高架をくぐり、


渋川駅で「草津1号」と行き違い、


新前橋駅まで乗りました。ここでお別れです。



翌年の2014年3月のダイヤ改正で、「草津」は事前の情報通り651系に車両が変わりました。


2へ続く。
  


Posted by さがるまーた at 18:00Comments(0)2013,9 北関東落穂ひろいの旅
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