名瀬散歩~十島と三島、奄美完訪船の旅12~

さがるまーた

2015年08月02日 18:00




 名瀬港到着の放送が流れ、起きだすと、船の先には名瀬市街の光が見えていました。


 まだ5時前、空はまだ暗いです。

4時42分、定刻5時より早く奄美大島名瀬港に到着しました。


 船から車がたくさん出てきて、荷物もたくさん下ろされます。

人の流れを眺めていると、名瀬港で降りるお客さんの人数は結構多く、この船は那覇まで行く船ですが、実際乗客の流れの大半は鹿児島~名瀬が多いようです。高校生の部活の遠征があったらしく、待合室にはジャージの集団と、それを迎える父兄たちがいました。また早朝なのに小学生の集団が乗船していきました。おそらく徳之島あたりへの遠足で行くのでしょうか?生活に根差した船なのですね。


フェリーの案内所で「あさんぽ」というパンレットを入手しました。読んでいると、名瀬の朝の散歩用のパンフでした。地方都市である名瀬市ですが、早朝から空いている店も結構あって、やはり船が着くということは大きいですね。


パンフを見ていると、以前泊まった名瀬港湾センターの食堂部門「名瀬港湾食堂」も早朝から開いているのですが、今回は以前から行ってみたかった乗船口横の「軽食、喫茶シャーク」に入ってみました。


入ってみると、中は一昔前の食堂の感じが出ていました。以前は鉄道の駅構内や駅前などにもあった雰囲気の店ですが、今はあまりない店ですね。





和食と洋食があったのですが、洋食のモーニングセットを注文しました。
美味しくいただき、「あさんぽ」を見ながら、名瀬を散歩します。



海沿いを歩き、セリが見られるという名瀬漁協へ向かいます。
だいぶ空も明るくなってきました。



名瀬漁協に着きましたが、中を垣間見てみるとセリみたいな大がかりなものではなく、こじんまりした売り買いをやっていて、見学したいと思えるようなものではないのでやめました。



レンタカーを借りる8時までまだ時間があるので、「あさんぽ」に載っていた奄美ポートタワーホテルの大浴場に入って、のんびりと時間をつぶしました。

8時前に動き出します。

13へ続く。


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