沖縄落穂ひろい(下)~第25回ヨロンマラソン大会の旅4~

さがるまーた

2016年03月24日 12:00



 旅行最終日、今日は羽田に帰る飛行機が18時代なので、今日もレンタカーを借りて、先日いけなかった奥簡易郵便局まで行くことにします。これまた位置取りゲーム「国盗り合戦」をしながら、北上し、沖縄南ICから沖縄自動車道に乗り、ひたすら北上します。

大宜味村の津波海岸で一休みです。津波とかいて「つは」と読むようですね。空が青いこともあって、本当に海も青いですね。



この辺りまで来ると国道58号線もガラガラです。



晴れているので、沖合の伊平屋島、伊是名島もくっきり見えます。




お昼過ぎに沖縄本島の北端、奥集落の奥簡易郵便局に到着です。


簡易郵便局とは思えない立派な建物です。それもそのはず、昨年2015年8月までは簡易ではない郵便局であり、その前の3月までは集配センターもあった旧集配局だったのでした。写真の右側にはATMが。左側の旗の裏には昔のゆうゆう窓口があった跡です。



まあこれくらいの人の少ない集落に集配郵便局があったのが不思議といえば不思議なのかもしれません。ちなみに、ここの奥の集落は奥に見える共同売店を中心に結束の固い集落だったそうです。ちょうど昨年あたりにNHKのETV特集でそんな番組がやっているのを見た記憶があります。



そして何回も来ていますが、国道58号の沖縄県の起点に来ました。



国道58号は鹿児島市を起点に種子島、奄美大島をへてここにつながるのでした。



昨年は種子島で国道58号を制覇したので、ほぼ全線で制覇した気がします。


国道58号を那覇方面に走り始めます。この道にはヤンバルクイナの飛び出し注意の看板があります。



そして沖縄本島最北端「辺戸岬」へ来ました。



ここには対岸のヨロンパナウル王国のシンボルかりゆしの像があります。



遠くに与論島も見えます。ここからだと本当に近いですね。



そして近くの「大石林山」へ。



世界最北端の「熱帯カルスト地形」でパワースポットだそうです。ふもとの駐車場からシャトルバスで登り、入り口から散歩いていくつかのコースで1周できます。私は「美ら海展望台コース」を選んで出かけます。



これが有名な悟空岩。中国昆明近くの石林を思い出します。



展望台からは辺戸岬から与論島まで一望です。



再びの与論島です。



そして伊平屋島も見えました。



残念ながら時間切れで急ぎ足で駐車場へ戻り、そのまま南下します。国道58号から沖縄自動車道を経て、沖縄市街地へ。途中また伊芸SAに寄ります。海中道路、石油基地が見えます。



そして今度は「あぐーバーガー」を食べました。



何とか時間内に那覇でレンタカーを返却して、空港まで送ってもらいました。そしたら乗る飛行機が大変なことに!

この日の朝、関東地方は濃霧に埋め尽くされていました。その影響で、羽田空港の発着便が遅れに遅れ、欠航や成田、伊丹空港などに着陸空港変更など、ダイヤが大幅に乱れていたのでした。私も濃霧のニュースは朝のテレビで見ていたのですが、こうなるとは、そこまで気が回りませんでした。もともとの私の乗る便は18時35分のJALの918便。今の段階では離陸時刻は未定でした。一本前の916便は欠航。そして一番早い便は15時発の912便が3時間遅れの18時00分発でありました。カウンターで聞いてみるとその次の19時20分発の914便を案内されました。でもこれも遅れる可能性があり、こういう時は一番早い便に乗るのが安心ということで、912便に乗れないかとカウンターで掛け合ったところ、JGC会員なのでキャンセル待ちのステータスがトップクラスということもあり、変更することができました。でも今は17時40分。もう土産を見る時間もなく、写真を撮る余裕もなく、そのまま搭乗口に行き、飛行機に乗り込みました。

無事に18時に出発したJAL912便は20時14分に羽田空港に着陸。通常ならばすぐにスポットに移動するところですが、地上も大混乱らしく、スポットも2回変更して20時40分頃に到着しました。



各便の到着時刻を見ると軒並み遅れておりました。ありがたいことに私は30分遅れ位で帰ってこれたので良かったです。ちなみに未定だった918便は4時間15分遅れの22時50分に最終便として出発し、夜中の1時ころに到着したそうです。タクシー代とかを考えれば、高い会費払ってもJGC会員でよかったと思いましたね。

今回の旅はトラブル続きでしたが、印象深い旅になりました。

第25回ヨロンマラソン大会の旅 終わり

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