別件の用事を兼ねて、2013年7月に旅に出てきました。行先は松山、広島。この地は最近、結構訪れているので、落穂ひろいの旅みたいなものです。
一日目、羽田空港から松山行に乗ります。最近はLCCに乗ることが多いので、成田空港発着が多かったので、久しぶりの羽田です。
松山空港行きの飛行機に乗ると、瀬戸内海の島々が見えるのが楽しいので大体窓側の席を取ります。地図と同じなので面白いですね。写真を撮ってみました。
ここは尾道。真ん中の海は尾道水道。右下はしまなみ海道の高速道路です。
ここは尾道の南西、生口島瀬戸田。真ん中の白い部分は去年の夏行った「未来心の丘」で、白いイタリアからの大理石を使っているとのことで、丘の部分が白くなってるのがわかります。
ここも昨年行った大崎下島の御手洗。ここも好きな場所です。
以前行った場所を上から見るというのは面白いですね。
お昼くらいに松山空港に着きました。夜に友人と会うので、それまで観光ですが、最近は松山に来ることが多いので、大体の観光地は行ってしまったので、今回の松山は落穂ひろいです。
まずは松山市駅から伊予鉄道郡中線に乗って、岡田駅へ。
伊予鉄道は東京の京王電鉄のお古を使用しているので、東京で乗っていた身としては懐かしい限りです。古いほうの車両が来たので乗車しました。子供のころに乗っていた車両なので、いろいろと思い出がよみがえります。
岡田駅で降りると、駅もなかなかの古さです。
駅の看板も書き直されたらしく、文字が二重になっています。味ですね。
駅から5分くらい歩いて、むかいだ小児科へ。
別に病院に行きたいのではなく、病院のなかにあるものへ。
イエローの機関車です。フィリピンで使用されていたものが巡り巡ってここへ展示されているそうです。たまたま、インターネットの
サイトで紹介されていたので見に行ってみました。
この日は日曜日だったのですが、ここの小児科は日曜日でも空いているそうで大賑わいでした。この機関車も運転台には入れるので、子供たちが入れ替わり立ち代わり入って遊んでいました。私は遠慮して入りませんでしたが。
駅に戻ると、ちょうど列車が出ようとしていました。でも伊予鉄道は日中は15分ヘッドで走るので、次の列車でいいですと駅員さんに断り、ホームのベンチに腰掛けます。
日曜午後の昼下がり、誰もいないホームのベンチに座っていると、静寂があたりを包みます。
ほっとする旅の瞬間です。
(続く)