復活運行に乗る~たびきっぷで飛騨、美濃乗り歩き3~

さがるまーた

2019年06月21日 12:00

 奥飛騨温泉口駅は結構な賑わいでした。駅前にある受付で乗車券をもらいます。本物っぽい硬券の切符でした。



 駅舎の中を通って、ホームに出ます。復活運行の「おくひだ1号」が止まっていました。



2006年に廃止になった神岡鉄道ですが、観光鉄道として復活させようという動きが地元であり、そのため、ほとんどの施設や車両が残されていました。車庫に残されていた車両に手を入れて、車庫のあった神岡鉱山駅から奥飛騨温泉駅まで復活運行の記念式典と記念運行を午前中に行ったとのこと。これから記念乗車を奥飛騨温泉口駅から神岡大橋駅まで5往復運行するそうで、その1便に乗車できることになりました。

車内は自由見学できるようで、入ってみると、いろりを模したオブジェがあり、座席も凝った感じになっていました。



時間になり、乗車します。当然満員です。運よく窓側に座れましたが、山側で道路しか見えないのが残念です。普段は走らない路線なので、警備の人が立ってます。ありがたいことに写真撮影自由なので、結構線路わきにカメラマンがたくさんいました。



10分の定刻より早く、7分で神岡大橋駅に到着しました。


駅では降りることはできず、折り返して戻ります。帰りは4分で到着です。現役当時は2分だったので、慎重な運転でした。


駅に戻り、購入した駅弁を食べます。地元の食材を使ったおいしいお弁当でした。



帰りは神岡大橋駅まで線路沿いを歩きます。ちょうど次の便の列車がやってきたので、撮影してみました。





大満足したので、バスで神岡鉄道の跡を見ながら、猪谷駅へ向かいます。



神岡鉄道跡は、観光鉄道の夢は破れましたが、レールマウンテンバイク「ガッタンゴー!!」という形で廃線跡を自転車で走る観光施設として復活していました。いつか乗ってみたいものです。



神岡鉄道の始発駅だった猪谷駅でバスを降り、鉄道に乗り換えます。猪谷駅の先には神岡鉄道のトンネルの跡が見えました。(左側のトンネルです)



また木造の駅舎を探して、駅を乗り降りしながら飛騨古川駅へ。



ここも映画「君の名は」の1シーンの場所があるそうで、撮影してみました。



映画ではこの町の各所にモデルになった場所があるそうです。



飛騨古川は古い町並みが残っていて、のんびり歩くことができました。



ここから3時間かけて、南下し、美濃太田駅に到着。この町で泊まりました。



4へ続く。

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