山城に登る~E257系で行く、山梨城巡りの旅4~

さがるまーた

2019年09月13日 12:00

 武田氏館を後にして、要害山城へ向かいます。車で10分ほど北に向かうと、駐車場があり、そこに止めました。登山口へ向かいます。



山の上に城があるので、地図見ながら登り始めます。



途中、武田氏館からの道と合流しました。有事の際はこの道を通って要害山城に行ったのかもしれません。



どんどん登っていくと、「史跡境界」を発見。ここから上が史跡になっているとのこと。



山道の途中で、いろいろな遺構がありますが、ほとんど藪の中でわからないのが残念ですね。
竪堀跡



竪堀跡と土塁



門跡



曲輪



不動曲輪、この名前は後世につけられたもののようで、江戸時代後期に建てられた武田不動尊に由来するものだそうです。



石垣の跡



さらに登り続けていると、眼下に武田氏館が見えました。





ようやく、山上に着き門跡をこえると、本丸らしいところに出ました。





いくつか建物が建てられる広さのある曲輪の中に武田信玄誕生の碑がありました。




武田信玄の誕生時に駿河の今川氏が攻めてきたために、信玄の母親大井夫人が、この場所に避難してきて、ここで信玄を生んだとのこと。この要害山城は有事の際は武田氏館からこの地に避難してきて、籠城できるようにしたそうです。

本丸からは、富士山が見えました。



ここまで約30分かかって登ってきました。また30分かけて降ります。

そろそろ昼食を食べたくなってきました。

5へ続く。


関連記事