落ち穂拾いはどうでしょう。~2010年夏の旅⑤~
列車は小樽に着きました。
今日は夜に札幌で友人に会うので、それまで行ったことのない場所をいくつかまわります。
まずはバスで手宮へ。手宮は小樽の中心部より北側へバスで10分くらい行ったところにあります。
降りたバス停の近くに手宮洞窟保存館がありました。
ここは日本でも珍しい洞窟の壁に古代の彫刻が彫られているという場所です。
解析した結果がこれ。
これは文字ではなく絵であろうという事でした。
そして向かいにある小樽市総合博物館。
ここが今日の落ち穂拾いのメインイベントです。いろいろ展示されていますが、メインは北海道で活躍した鉄道車両が屋外展示されています。この場所は明治初期に手宮駅があり、明治の始めに北海道内陸部から運んでくる石炭積み出し基地としてにぎわった場所だったそうです。
奥に見えるのが機関車庫で明治18年に造られたもので現存する最古のものとのこと。現在は国指定の重要文化財だそうです。
車庫の中でかわいい車両を発見!
キハ03 1という1両編成の気動車です。昔ローカル線用に作られて部品はバスのものを使用してコストを抑えた作りらしいです。
北海道鉄道開通起点の碑です。ここから北海道の鉄道が始まったんですね。
北海道の鉄道で活躍した車両が沢山展示されていました。
珍しかったのはこの車両。
現金輸送車です。なかはこんな感じ。
現金が入っていたんですね。面白いのは警備員が泊まるための部屋も併設されていました。
そして小樽から札幌へ。
到着したその足で旧北海道庁へ。
樺太関係の資料が展示されているとのことで来たのですが、それ以外にもいろいろ展示があって興味深いものでした。
その後、地下鉄に乗って南平岸へ。
行きたかったのはここ。
平岸高台公園。知る人ぞ知る公園です。右側に写っている北海道テレビ放送のバラエティ番組「水曜どうでしょう」のロケ地としての有名な公園で、「水曜どうでしょう」好きな私としては一度来てみたい所でした。テレビで見るより小さな公園だったので、ちょっと意外でした。
そういえば、札幌へ戻る途中真っ赤な夕焼けでしたね。
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