小海線で行く「君の名は。」展の旅(上)~2016、旅の詰め合わせ6~

さがるまーた

2017年02月03日 12:00



 2016年に大ヒットしたアニメ映画「君の名は。」は私も見に行きましたが、面白い映画でした。その展示会が長野県の小海町で行われているとのことで、ちょうど青春18きっぷの使い道に困っていたこともあって、クリスマス近くの日に行ってきました。

 新宿からスーパーあずさ1号に乗ります。新宿までの山手線は新型235系でした。



7時発のスーパーあずさ1号でまずは甲府まで向かいます。



スーパーあずさに使われているE351系も近いうちに新しい車両に代わるとのことでお別れ騒ぎの前にゆっくり乗っておきたいなと思っていたので、良かったです。



スーパーあずさ1号の車内の乗客は近年の登山ブームを反映してか、登山客が多くいました。年末の週末なのにやはりブームなんですね。新宿を出て、中央線沿線の風景を見ながら新宿駅で買ったお弁当を広げます。



小淵沢の駅弁屋「丸政」が作った「特急あずさ号誕生50周年記念弁当」です。弁当の形も当時の特急電車の形とデザインにしてましたね。





中身は沿線の山梨と長野にゆかりのものを使用していました。


とてもおいしゅうございました。



1時間30分で甲府駅に到着。時間があったので駅前に出て武田信玄像を見ます。



甲府からは各駅停車で小淵沢へ。



車内はボックスシートではなく東京と同じロングシートでした。旅行気分が出ませんが仕方ありません。
特急でも小淵沢駅に停まりますが、せっかくの青春18きっぷが使えないので、甲府からは各駅停車です。
だったら東京から各駅停車で行けばいいじゃないかと言われそうですが、各駅停車で行くと、今度は小淵沢から小海線への接続が悪く到着が午後になってしまい帰宅が夜中になってしまいそうなので、結果的に甲府になったのでした。

列車は途中、日野春駅で特急列車退避のため、10分ほど停まるとのことで、以前降りた駅ではありますが、降りてみました。



青春18っぷを見せて駅前に降り立ちます。以前と変わらぬ駅舎が迎えてくれました。



この日野春駅で驚いたのが、この表示!


改札係員がいるのに切符を発売しないとは!最近はこのような駅が増えてきました。自動券売機は時間限定でありますし、まあ私が買うのは趣味なので、大きく文句を言うことは差し控えますが、定期券などは買えないと地元の人は困るのではないでしょうか?ひょっとすると定期券を買う人もいないのかもしれません。大人は車で動くのでしょうし、高校生は学校で出張販売などをやれば、それで済むのでしょうから。それだけ鉄道にとって厳しい時代になったのかもしれません。


日野春から15分ほどで小淵沢に到着。小海線に乗り換えます。小海線のホームには見慣れない色の列車が。



どうやら昔の気動車のイメージを模して、塗り替えられたようです。



本来はこの色です。



9時57分小諸行きの小海線列車が小淵沢駅を発車しました。

(下)へ続く。








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