9月15日16時02分、カンタス航空71便はパース空港を飛び立ちました。この日は成田直行便がないので、シンガポールチャンギ空港で乗りついで帰ります。
外国の飛行機は離陸後すぐにベルト着用サインが消えるので、パースの市街地を撮影できました。
今度パースに来るのは大陸横断鉄道に乗る時かなと思いつつ、別れを告げました。
飛行機は西海岸沿いに北上していきます。
西オーストラリアの観光地、ピナクルズ付近。
これまた有名観光地シャークベイ付近。
ここまでパースから約800キロ。バスで10時間くらいかかったのが、飛行機では約1時間。やはり飛行機は早いですなあ。
ちなみにこれが機内食。ライスとパンが一緒に出てくるのは日本とは違いますなあ。
いよいよ日が暮れます。
明日の朝は成田だと思うと複雑な気分でありました。
夜になり、眼下にはぽつぽつと明かりが見えてきます。地図を見るとインドネシアの島々です。世界は夜も明るいんですなあ。
20時55分、シンガポールチャンギ空港へ到着。30分も遅れて離陸したのに5分遅れまでに回復しました。
機内のお客さんはいろいろな人が乗っていました。みんなシンガポールへ行くのか?などと疑問に思っていたのですが、ここでようやく疑問氷解。ここで乗り換えてまた各地へ散っていくのでありました。ここシンガポールチャンギ空港は世界的なハブ空港として有名で、日本でもハブ空港を目指そうなんて言っているけど、この時刻表を見れば一目瞭然!成田はじめ、各地へ5~10分おきに飛んでいるのだから、当分の間は追いつけないと思いますな。
次に乗る飛行機は日本航空の710便です。カンタス航空はワンワールドメンバーなので、同じ航空アライアンスの日本航空の飛行機をシェアコードして運行しているので、この飛行機もカンタス航空の航空券で乗れるのでした。
今まで思ったことはないけど、JALのマークを見てほっとしたのは事実です。お客さんも日本人が多く、知っている場所へ戻って来たなんて思いましたね。以前は外国なんだから、そんなこと思うなんてクソくらえなんて思っていたのに。年を食いましたかね?私でも思うのだから、先日廃止になった、南米のサンパウロへのJALの飛行機なんていうのは日系人にとっては望郷の飛行機だったんでしょうな。
22時44分成田行きの飛行機は離陸しました。期待していた夕食の機内食はなしだそうで、ちょっとがっかり。せっかく空港にあった中華料理を食べずに乗ったのに。スチュワーデスさんは中国系の人が多かったですな。日本語は通じましたが。
少し寝て、翌16日、朝5時前、目が覚めました。外を見ると、きれいな夜明けが。
早速朝御飯が
お粥と麺類、懐かしい味がしました。
朝6時28分、20分ほど早く、成田空港に到着。
成田は雨でした。
まだ朝早く、料金不要の京成のアクセス特急で帰りました。
ちょうど朝のラッシュに巻き込まれ、いつものリズムが戻ってきました。
昨日のことなのに、もう遥か記憶のかなたな気がします。
こうしてオーストラリア縦断の旅は一区切りをつけたのでした。