無くなるものへの惜別10「E4系等々」~さよなら列車の旅信越、会津10~

さがるまーた

2015年12月05日 18:00

 2日目は歩いて、十日町駅の隣のしんざ駅へ向かいます。乗降駅を増やそうとの魂胆です。


 道端には雪が積もっています。滑らないように、おそるおそる「しんざ駅」へ。


 発車ギリギリになってしまったため、慌ててホームへ。もう列車が入っていました。




六日町駅方面の列車に乗った列車はしんざ駅を発車しました。すぐに赤倉トンネルに入ります。このトンネルは10キロ余りあり、昨日降りた美佐島駅もこのトンネル内にあります。美佐島駅を過ぎて、トンネル内で列車が止まりました。


駅でもないのに止まっていて、あれと思ったら、どうやら赤倉信号場のようです。ここで反対列車と行き違うようで、赤だった信号が青に変わりました。


先頭車両側を見ると、列車がやってきました。


特急「はくたか」が走り抜けていきました。


 この光景を見ることはもうないでしょうね。


 トンネルを抜けた列車はすぐに魚沼丘陵駅へ。ここで途中下車します。


 列車が走り去ると、白銀の世界が広がりました。



 駅前も雪の世界でした。ちなみに駅名は片岡鶴太郎氏が書いたそうです。



六日町駅で乗り換えて、JR上越線で浦佐駅へ。

この115系普通列車もそろそろ新車と変わってしまうのでしょうね。


駅前はこんな感じ。新幹線も止まる駅ですが、建物の感じは国鉄時代のにおいがしますね。




殺風景な無機質感が国鉄時代のにおいにつながっているのでしょうかね。


駅名の文字も国鉄時代そのままな感じです。新幹線の駅でもかかわらず、乗降客が少ないので、あまり手を加えていないのでしょうね。待合室もガラガラでした。



浦佐からは上越新幹線に乗ります。列車はE4系でした。



このE4系もすでに東北新幹線からは撤退し、上越新幹線からも2016年に廃止されるそうで、乗る機会もないかもしれません。乗れば10分ほどで長岡駅へ。


南長岡貨物駅が見えると、すぐに長岡駅に到着です。


乗ってきた「Maxとき」は2編成つないでおりました。

長岡駅からは普通列車で新津へ。空に青さが戻ってきました。



新津からは磐越西線の気動車で会津若松へ向かいます。



11へ続く。

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