無くなるものへの惜別11「485系あいづライナー」~さよなら列車の旅信越、会津11~

さがるまーた

2015年12月10日 18:00

 磐越西線の気動車は会津若松へ向かいます。



 列車は次第に山の中へ入っていきます。


阿賀野川を渡り、雪原を走ります。





 途中、山都駅で反対列車と行き違いのため、4分停車しました。


 雪が舞ってます。



 遅れていた反対列車がやってきました。




 喜多方を過ぎ、会津盆地に入ると、沿線は吹雪になりましたが、会津若松につく頃には晴れ間も見えました。雪国の景色はコロコロ変わりますね。



 3分遅れで会津若松駅到着。こうやって書いてきましたが、この新津~会津若松の磐越西線の列車の印象は薄いのでした。ほとんど乗り詰めだったからかもしれません。もう14時過ぎ、お昼ご飯も食べられずに来たので、わずかの乗り継ぎ時間で駅弁売り場に急ぎ、駅弁を確保しました。



さて、これから乗るのは「あいづライナー」です。特急型の485系の車両を使っていますが、快速列車なので、乗車券のみで乗れます。一応指定券を買っておきました。



 「あいづライナー」は昔は特急「あいづ」として上野~会津若松を走った特急列車の流れをくむ列車で、新幹線接続の郡山~会津若松の列車になった後も特急列車として走ってましたが、ここ十年は快速列車に格下げされて、走っていました。それでも使用車両は特急型の485系をずっと使用されていましたが、いよいよ車両の老朽化で、2015年3月のダイヤ改正で廃止されることになったのでした。まあ快速列車は残るので、不便にはならないでしょうが、昭和の流れを汲んできた列車がなくなるということでは寂しいことではあります。



列車は定刻で走り始めました。空には青空が見えます。




さて、買った駅弁を広げようとテーブルを広げたら、こんなシールが。福島らしいですね。



 食べた弁当は「会津蔵出弁当」でした。おいしゅうございました。


猪苗代湖畔を抜けて、郡山盆地へと降りてくると、もう雪がなくなっていました。





郡山駅に無事到着です。


郡山からは新塗装になった、山形新幹線「つばさ」の車両で帰りました。



惜別の旅は別日の北陸の旅に続きますが、それは後日の話。


さよなら列車の旅信越、会津の旅、おわり。

 



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