五月の朝~道東桜紀行16~
日差しを感じて目が覚めました。時刻は6時半前、郡山駅到着前ですね。本宮あたりでしょうか?
カーテンを開けると、
ちょうど田植えの終わった田んぼの水に空が反射するという素敵な景色と出会えました。まだ道東は桜が咲いたばかりの初春なのに、もう本州では田植えの季節なんですね。本州で育った自分にはこちらのほうがなじみがあります。
ちょうど7時にモーニングコーヒーと読売新聞が届けられ、7時半ごろに朝食をいただきに食堂車へ。
和朝食と洋朝食があり、前回は洋朝食だったので、今回は和朝食にしました。
車窓は空と雲と田と水のコラボが美しく、5月の朝という感じでした。
ほどなくして和朝食が運ばれてきました。
8時でオーダーストップなので、そろそろ終わりの時刻らしく、食堂車は空いていました。
関東平野を淡々と走り、9時38分上野駅に到着です。
名残惜しいですが、ロイヤルと別れを告げます。
「良い旅になりました。ありがとう」
上野駅ではじっくり撮影です。
そして先頭機関車。
ヘッドマーク
もう乗ることはないのかもと思うと、何枚も写真を撮りたくなってしまいます。
本当に名残惜しい!
そして9時51分、回送列車になった「北斗星」号は尾久の車両基地へと去っていきました。
楽しくも切ない旅の終わりとなりました。
道東桜紀行 終わり。
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