呉線乗り降り(上)~LCCで行く広島の旅2~
2日目、路面電車に乗って広島駅へ。
広島は長崎などと並んで、数少ない路面電車が多く走る町ですね。新車も積極的に導入していて、街に溶け込んでいるのがいい感じがします。
JR広島駅は改造工事中でした。
JR西日本の経費節減策のため、来る列車来る列車がすべて黄一色というのにはうんざりさせられます。
私が乗るのは数少ない黄色ではない列車、「瀬戸内マリンビュー1号」です。
「瀬戸内マリンビュー」は呉線を走る観光列車です。側面も船の感じが出ていて凝った塗装になっています。
私が乗るのは自由席なので車内の大半は普通座席ですが、車端は船を意識した内装です。
10:06に発車した列車は海田市駅で呉線に入り、瀬戸内海を見ながら呉へと向かいます。
呉駅を越え、まず降り立ったのは安芸川尻駅。
降りた記念に切符を買おうとしたら、ちょうど窓口を締めた時間でした。残念!
ここ川尻は筆づくりの街だそうです。
20分ちょっとで次の電車が来ました。
この列車は新広島色と呼ばれる、黄色ではない列車でした。この塗装の列車は呉線には1本しかないようです。
また20分揺られて風早駅へ。
待合室くらいしかない小さな無人駅でした。駅前にこんな店が。
喫茶店にあったきっぷ売り場です。JR西日本はシールになっているので、おそらく国鉄時代から、ここで切符を売っていたんでしょうね。
駅前の海は牡蠣の養殖が盛んなようです。
呉線自体は単線ですが、この駅に限らず、駅構内は広く、長い列車も行き違えるようになっています。
反対側の電車に乗って、10分ほどで安浦駅へ。
2005年に呉市になるまでは安浦町の中心で、以前、この近くにある軍艦の防波堤「武智丸」を訪れたことがあります。今回は時間がないので、隣の郵便局を訪問することにして、また三原方面の列車に乗って安芸津駅へ。
きちんと駅舎が残っていて、窓口も空いていました。もっとも地元の人が販売を委託されているようです。
時間は13時を回ったので、お昼ご飯にします。
ネットで探して、美味しそうだった藤田屋さんの穴子丼でした。
美味しゅうございました。
3へ続く。
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