続、呉線乗り降り~LCCで行く広島の旅6~

さがるまーた

2015年05月10日 18:00

 今夜は竹原の花火大会を見に行くので、それまで呉線乗り降りしながら向かいます。

 尾道駅からJRに乗り、三原駅へ向かいます。途中、海沿いを走ります。

 遠くに因島大橋が見えます。


そして、もう一つ島が見えます。


この何の変哲のない島ですが、この島は意外に有名な島なのですよ。この島は「宿禰島」と言って、モスクワ国際映画祭でグランプリを受賞した新藤兼人監督の映画「裸の島」のロケ地となった場所です。この映画はセリフがほとんどない作品ですが、素晴らしい映画です。今は無人島なのですが、昨年競売にかかり、いろいろあった結果、2015年頃に三原市に寄贈されるそうです。一般にも開放されれば、行ってみたい場所です。


三原駅で呉線に乗り換えます。


夏の午後、海が見え、その色はきれいな青でした。


昨日に引き続き、まだ降りていない呉線の駅に降ります。まずは須波駅へ。


夏の午後のイメージ、そのものです。


ホーム上にはICOCAのタッチ機がありました。地方のローカル線で無人駅の多い路線でICカードを使えるようにするのは良いのだろうかと思います。無人駅の場合、乗車券であれば乗務員が回収し、必要に応じて精算するのですが、ICの場合、乗務員は何もせず、そのまま降りられます。無人駅同士なら、ズルをすれば、ICカードを見せるだけでタッチしなくてもタダ乗りできそうです。たぶん、ほとんどの人が大きな駅まで行くことが多いので、そこで精算することが多いのでしょうが、逆に大きな駅から帰ってくるときは最低運賃の切符でズルできそうです。本来ならば車両にICタッチ機を置いて、駅ごとに設定すればよいのでしょうが、乗務員の負担が重いことや組合との兼ね合いなんでしょうし、ズルされても、損害がそんなに大きくもないんでしょうね。



以前は風早駅みたいに、駅前に販売を委託された切符売り場があったそうですが、今は更地になっていました。

駅から少し歩くと、すぐ瀬戸内海です。


夏の海と空。大好きな青です。


ここの漁港の波止場は江戸時代に作られたものだそうです。歴史ありですね。




波止場の横の神社は住吉神社。海の神様を祭っています。


須波からの呉線は昨日も乗った呉線唯一の新広島色の列車でした。



降りた駅は忠海駅です。


この駅はうさぎ島、大久野島では有名ですが、今日は駅裏のアヲハタジャムデッキへ行って、ジャムを購入しました。ここではアヲハタのジャム工場があり、売店でジャムが買えるのでした。




列車に乗って今日の花火大会の会場、大乗駅へ。三原の駅から応援の駅員が来ていました。



花火大会の昼は、同じ会場で毎年、櫂伝馬競漕をやっているそうです。




空の雲が独特なデザインになっています。

まだ花火大会まで時間があるので竹原駅まで行きます。

7へ続く。


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