2023年06月09日

最南端へ

 3日目、本当は未訪だった新城島へ行こうとツアーに申し込んでいたのですが、催行は2人からで、私以外申し込みがなく、不催行になってしまいました。新城島にはツアーでしか行けないので、今回はあきらめ、これまた久しぶりの波照間島へ向かいました。最西端にも行ったので、最南端にも行こうかという感じでしょうか?

最南端へ
 離島ターミナルから乗ったのは「ぱいじま2」。この船になってから初めて波照間島へ行きます。外から見る分には双胴船で安定していて揺れないのではないかと思っていましたが、大間違い!石垣港出たら、揺れること揺れること、そんなことは想定していなかったので、前夜に痛飲し、寝不足で、その上、朝食を乗船後に食べた私は当然のことながらトイレにこもらざるえなくなりました。確か、石垣発なら、後半が揺れるはずで、前半はそんなことないはずなのにおかしいなと思ったら、以前の船では途中までは、波の穏やかな多島海の中を通っていったはずなのに、新船は竹富島の東から外海に出てました。大型船だから多島海の中は通れないのですかね?おまけに「ぱいじま2」は以前の船では出られたデッキに一切出られなくなりました。昔乗った時、1月の荒波の中、揺れながらデッキに居て船酔いを治めていたころが懐かしい!

最南端へ

 1時間半かかって波照間港へ。あれ、こんなに時間かかったかなと思ったら、以前の1,5倍もかかっているのでした。これで4070円。2490円のフェリーも2時間で行くので、いいとこなしの「ぱいじま2」です。まあ乗船人員は増えたので、波照間島の観光には良いのかもしれませんが、個人的にはもういいかな?と思いました。次回来ることがあれば、フェリーと就航してほしい飛行機で来たいものです。

 以前は1週間滞在したこともある波照間島でしたが、今回は4時間弱の滞在なので、さくっとレンタバイクでまわります。与那国と違って、客引きが何人もいるので、良さそうなおじぃに声をかけ、バイクを借ります。バイクは集落内なので車で送ってもらいました。ぱいじま2の話をして、初めて乗ったんですと言ったらずいぶん久しぶりに来たんだねと笑われました。後日調べてみたら、2017年から就航したので、もう6年選手ですね。ちなみに「ぱいじま2」は新船ではなく、瀬戸内海の松山―門司航路で使用されていて、就航は1998年。途中9年の係船ブランクがあるといういわくつきの船なのでした。波照間航路に来る際も、エンジン減らして速度を落としたり、波照間港の浮桟橋が使えず、別のところに新設したりとなかなかの手間がかかったとのこと。

 バイクを借りて、島一周です。殆どのところは行き尽くしているので、めぼしいところを回ります。まずは見かけた波照間島灯台へ。
最南端へ

最南端へ
海の端にあるわけではなく、島の高台にありました。昭和34年初点とのこと。

そして日本最南端の碑へ。
最南端へ
最西端と違ってとがっている場所ではなく、なんとなく平べったい最南端なのでのんびりした所です。以前はそんなに人が来るところではなく、一人で過ごすことが多かったのですが、今回は人がひっきりなしに訪れていて、ビックリですね。「ぱいじま2」の効果でしょうね。確実に日帰り観光客の人数は増えたようです。

星空観測タワーは老朽化で閉鎖されたとのこと。なかなか修復は難しいのかもしれません。これも時代ですかね?
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そして波照間空港へ。
最南端へ

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以前は琉球エアコミュ―ターが9人乗り?のアイランダーを飛ばしていましたが、飛行機の引退とともに廃止になり、その後、第一航空の飛行機が就航すると言いつつ、なかなか就航しない、するする詐欺のような状態が繰り返されていますが、せっかく新築した建物が未使用なのは悲しいところです。

中心部に戻り、小中学校の前にあたらしい建物が。
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これは郵便局ですな。移転情報は聞いていませんでしたが移転するようです。なかなか立派ですが、私は古いほうが好きですね。古いほう、いや現波照間郵便局へ。
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聞けば7月24日から新局へ移転するそうです。便利にはなりそうですが、名残惜しいですね。
最南端へ


 さて、波照間島といえば幻の泡盛「泡波」。島でしか作っておらず、ほぼ手に入らないために幻の泡盛と言われ、以前は3合瓶や1升瓶などは那覇では1万円前後、東京に行けばその数倍の値が付くプレミア酒でした。島では売店で売られていて、だいたいミニボトルしかなかったものでした。今回、直営の売店ができていて、ビールなどと一緒に売られていました。まあ3合瓶などのお土産にしたいものは売り切れていましたが、ちょっとびっくりでした。

最南端へ
そしてニシハマヘ。日本有数のきれいな砂浜だと思います。ここは日帰り客の目当ての場所なので、結構な人がいました。ここで今年初の海水浴をして、時間切れ。バイクを返して港へ戻ります。送ってくれたおじぃに泡波の話をしたら、1升瓶などは瓶自体が少ないので、なかなか出回らないそう。相変わらずの稀少品のようです。

帰りの船は以前の中型船。第38あんえいでした。
最南端へ

行きの船酔いで懲りたので、おとなしく後方座席に座っていました。西表島大原港に寄って、行きと変わらず1時間半で石垣港に戻ってきました。でも大原港からは多島海の中を通ったので、そんなに揺れず、助かりました。


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Posted by さがるまーた at 12:00│Comments(0)2023.5沖縄離島まわりの旅
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