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Posted by TI-DA at

2013年09月27日

ヘルシンキヴァンター空港~東欧横断記2~



 空港の外へ出ると、まずはトルコ航空のカウンターへ。
今日はトルコのイスタンブールへ行きます。イスタンブールへはスカンジナビア航空の便を予約したのですが、実際にはコードシェア便で運航するのはトルコ航空なのでした。成田のカウンターでは、荷物は直接イスタンブールへ送ってくれましたが、日本では席指定ができないらしく、人間はヘルシンキでトルコ航空のカウンターへと案内されました。おそらく、JALはワンワールドメンバー、スカンジナビア航空、トルコ航空はスターアライアンスと航空連合の違いかもしれません。

窓側を希望したのですが、残念ながらトルコ航空のおばちゃんとはあまり言葉が通じず、残念ながら3列の真ん中の席になってしまいました。まあ混んでいて、窓側の席はなかったのかもしれません。でも言葉が通じない割にはベターな対応でした。

大体海外に行くと、その国の言葉をいくつか覚えるようにしてます。「こんにちは」「ありがとう」「いくらですか」。フィンランドでは
   「こんにちは」→ハイヴァ―
   「ありがとう」→キートス
フィンランドは値段は書いてあるので、「いくらですか」は覚えなかったのですが、なかなか、2つの言葉も覚えず、英語を使ってしまうのは残念でした。



ヘルシンキ市街に出るには時間がないので、とりあえず空港内にとどまることにします。
ヘルシンキ空港の両替所をのぞいてみると、日本円の交換レートはむちゃくちゃでした。成田空港では1€=133,20円くらいだったのに、ヘルシンキでは1€=143円(円→€)、1€=117円(€→円)となってます。ヨーロッパでは手数料は高いと聞いていましたが、これは異常な高さですね。これはヨーロッパの他の場所でも同じで、ユーロの両替は日本でしていくことをお勧めします。ちなみにクレジットカードで買い物した場合のレートも132円~134円なので、そちらもお得です。

 空港内をふらつくと、こんな看板が、

これによると、2014年くらいにはヘルシンキ市街から鉄道が空港までできるとのことで、今もバスで30分くらいで行けるが、鉄道ができることで時間が読めるようになればうれしいですね。

 ヘルシンキ空港にはスーパーが入っていて、鮨なんかも売っていました。まあ買ったのはサンドイッチでしたが。

 
食べた味は大味なサンドイッチでした。

ヘルシンキ空港は国際空港としてはこじんまりしていて、乗り換えは便利そうです。最近、日本でもヘルシンキ乗り換えのヨーロッパ行きが一番早いと宣伝してますが、確かに乗り換え時間は早そうです。

 
珍しいのは自動販売機。この自動販売機はクレジットカードが使えます。 


ちなみに郵便ポストはオレンジでした。


そろそろ、時間なので空港内に入ります。帰りのことも考えて免税店に見て回ります。フィンランドらしく、ムーミングッズのショップもありました。


フィンランドはシュンゲン協定国なので、シュンゲン協定国間では出入国審査はないのですが、トルコはシュンゲン協定締結国ではないので、出国審査がありました。

時間にあり搭乗口へ。バス移動ということで37Aの搭乗口で待ってましたが、時間になっても登場が始まらないので、確認したら、よくあることですが37Dに変わっていて、しかもその37Dが37Aから見えない場所だったので、すこし戸惑いました。アナウンスがわからない以上、自分の目で確かめることの大事さを再認識しました。



バスで移動し、トルコ航空機に乗ります。前後から乗れるのは最近よくあるらしいですが、日本では珍しい光景です。


18時40分、定刻から15分遅れでトルコ航空1764便(スカンジナビア航空3409便とシェアコード便)はヘルシンキ空港を出発しました。

(参考までに費用)
空港で買ったサンドイッチ、菓子パン 4,89€
空港で買った飲料 4,8€           
タグ :海外旅行


Posted by さがるまーた at 18:00Comments(0)2013,8 海外旅行記~東欧横断

2013年09月20日

787で海外へ。~東欧横断記1~

 約20年ぶりに京成のスカイライナーに乗って成田空港へやってきました。LCCの就航で成田空港にはよく来るようになりましたが、いつも都内~空港1000円の格安バスや安い列車に乗るので、新しいスカイライナーに乗るのは初めてでした。


ちょうど、お盆明けで大変混雑していましたが、昨年、たくさん飛行機に乗って、ワンワールドメンバーの上級会員になったので、チェックイン、荷物検査ともに、別入口からスムーズに入ることができました。


さて行先は


JALの国際線に乗るのは、前回西オーストラリア縦断の旅帰りにシンガポールから帰国便で乗って以来でした。その機材は最近話題のボーイング787でした。


787はいろいろ新しい技術が導入されているらしいですが、席は狭かったですね。次に乗ったトルコ航空のほうが席は広かったです。でも面白かったのは窓のブラインド。今までは、手動でプラスチック製のブラインドを下ろすのが普通でしたが、この787ではボタンで5段階に変化するのでした。


一番暗くしても、外は青くなるけど見ることができます。日光が当たっていてもまぶしくなく、なかなかの優れものです。まあ窓自体は熱を持っていましたが。

成田10時30分発で、ヘルシンキ着が14時55分ですが、飛行時間は約10時間前後なので、機内食は2回出ました。1回目は久しぶりの機内食。
まずは飲みものはビールから。


そして機内食。サラダが出るのはありがたいですね。


そして約6時間後、2回目の機内食。
くまもんが出ました。


タイピーエンと焼きおにぎりです。


美味しくいただきました。出発前に寝不足だったので、機内ではよく寝ることができました。

14時33分(日本時間だと20時33分)、ヘルシンキヴァンター空港に到着しました。


空港のサインはわかりやすく、日本語も書いてました。いま日本からのトランジット客を呼ぼうとしている空港らしく、案内人も日本語がしゃべれました。


入国審査に並んだ列の審査官のおばさんがいろいろと調べるため、私の並んだ列は時間がすごくかかり、最後になりそうでした。私の後ろに並んでいる日本人の年輩ツアー客が文句を言ってやろうなんて言ってましたが、せっかく外国に来たのに、日本の感覚を持ちこむのは傲慢な感じもしますね。そんなこと言って入国拒否されたらどうするんだろう。なんて思いつつ、私の番になっていろいろ説明して入国審査を受けました。もっとも、真新しいパスポートの一番後ろに入国スタンプを押すおばさんに辟易しましたが。

外に出ると、ヘルシンキは雨。気温は18度でした。


(参考までに費用)
上野~成田空港(京成スカイライナー)2400円
成田空港で買った本、深夜特急6(文庫)514円
成田空港免税店で買った、指さしイタリア語1400円  
タグ :海外旅行


Posted by さがるまーた at 18:00Comments(0)2013,8 海外旅行記~東欧横断

2013年09月13日

広島落穂ひろい~松山、広島落穂ひろいの旅⑤~

 最終日は広島県内の落穂ひろいです。呉の朝は夏らしい快晴で、透き通った素敵な青空でした。



 呉でレンタカーを借りて、まずは広島市内へ。ちょうど東京メトロとJR西日本でスタンプラリーをやっており、スタンプを押すためだけに広島駅へ寄りました。

 さっさと押して、高速道路に乗ります。山陽道から広島道をへて、中国道へ出ます。高田ICで降りて向かったのは安芸高田市歴史民俗博物館。


安芸高田市は最近の市町村合併でできた市で、それまでこの辺りは吉田町でした。ここは戦国大名毛利元就の出た地で、博物館の横が居城吉田城でした。吉田城は山城なので、落穂ひろいで登るには時間がないので断念。

代わりにこちらへ。


戦国大名毛利元就の墓所です。元就よりも先代の当主の墓もありました。
それにしても、この地に墓があるのは不思議です。関ヶ原の合戦後、毛利氏はこの地を追われ、萩へ移りました。ここは福島氏、そして浅野氏の広島藩の領土になります。先祖の墓が自分の領土にないことに毛利氏はどう思っていたのでしょうか?他藩では墓ごと移転することもあったらしいです。不思議ですね。

近くの毛利隆元の墓にも寄りました。隆元は元就の長男。元就よりも早くに亡くなったため、歴史上にはあまり名前が出ませんが、有能だったといわれています。有能だとしても偉大な父親がいると、2代目はいろいろ比べられて大変なのはいつの時代も同じようです。


隆元の墓所から見た吉田の城下町。山間に囲まれたこの地から毛利氏は中国地方の覇者になっていたのですね。



その後、車を走らせて、西条でスタンプを押しながら、尾道へ。一人で車を走らせるのは退屈だったりします。これが、北海道や沖縄だとまた違うのですが。

約2時間くらい走らせて、尾道へ。
尾道は大林宣彦監督の映画の影響で高校生のころから何度も歩いていたのですが、今回は新しい場所へ。


おのみち映画資料館です。尾道は大林映画だけではなく、古くは世界にとどろく小津安二郎監督の「東京物語」のロケ地でもあります。今回は近くのおのみち歴史博物館とともに「小津安二郎と尾道」展をやっていました。昭和28年制作時の尾道でのロケの内容が書かれた雑誌の記事など興味深く見ました。

映画資料館の前には上映機材が置かれてました。


尾道水道に出ました。


目の前に見える新尾道大橋は何度も通りましたが、尾道の地は10何年ぶりの再訪になりました。やはり何度来ても、良い場所です。そして懐かしさを感じます。場所もそうだし、自分の学生時代の思い出も甘酸っぱく思い出されました。

そんな思い出立ちと尾道水道の風を感じつつ、今回の旅を終えることにしました。

(おわり)
  


Posted by さがるまーた at 18:00Comments(0)2013,7 松山、広島落穂ひろいの旅

2013年09月06日

多島海の美~松山、広島落穂ひろいの旅④~

白雪樓を出た後、三之瀬御本陣芸術文化館へと足を運びます。


下蒲刈島は江戸時代、瀬戸内海を航行する船の要衝として栄えたそうで、大名などが泊まる本陣があった場所に、外観を復元し、中で美術品を展示しています。

本陣の前には、船から上陸するときに使われた長雁木が修理されながら、今でも残されています。


ここの港は静かで穏やかな水面で、交通の要衝として使われてきた理由がわかる気がします。


江戸時代は陸を歩くよりも海の交通のほうが便利だったのだそうで。西国の大名の参勤交代や朝鮮通信使が立ち寄ったそうです。瀬戸内海にはそういった港が多くありますね。この先の大崎下島の御手洗や福山の鞆の浦など、明治以降に急速に鉄道にとって代わられて衰退したため、逆に今でも古い街並みが残っていたりします。こういう街めぐりも好きです。



もう17時近くですが、まだまだ夏の日は高く、もう一つの目的地に向かいます。行先は豊島の十文字山展望台です。蒲刈大橋―上蒲刈島―豊島大橋―豊島と二つの橋を渡り、豊島に到着です。到着したは良いのですが、ここからが大変。狭い集落の道をくねくねと登っていきます。行き違いができず、地元のおばちゃんに下がってもらったりと大変でした。

 なんとか入り口まで到着しましたが、通行止めになっていました。事前に土砂崩れで車は通れないかもなんて聞いていたのでしたが、せっかくここまで来て行けないのは惜しい!何しろここへ来るためにわざわざレンタカーを借りたのですから。

 とりあえず、車を置いて、行けるところまで歩いて行ってみようと思い、歩き出します。途中、やはり土砂が崩れていて、木も2本ほど倒れていますが、何とか歩いて通れそうです。そのまま歩いていきます。


10分ほど歩いて、ようやく展望台に到着です。



ここからの眺めはすごかった!


この展望台から南方向の眺めは最高でした。約200度眺められて絶景。雲も空も海も、これほど広い場所はそんなに見たことないですね。


そして雲の形も絶妙で、この日の空も海も言葉にできないほど、感動的でした。うまく伝えられていると良いのですが。






呉に戻ります
夜は「海軍さんの麦酒館」で地ビールをいただきました。


ほかにも、鳥皮の味噌煮や肉じゃがコロッケ、大和ラムネのハイボール、〆は冷麺をいただきました。


素敵で美味しい夕食でした。呉で一泊。
  


Posted by さがるまーた at 18:00Comments(0)2013,7 松山、広島落穂ひろいの旅
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