2013年06月28日
京都電車乗り歩き~2013、5ひこにゃんと京都(中)~
旅行二日目、朝から雲行き怪しいですが、出かけます。
この日は京都観光の予定ですが、なぜか、上本町駅から奈良行きの近鉄の快速急行に乗ります。大阪から奈良は通勤ラッシュとは反対方向なので空いているかなと思っていたのですが、どうしてどうして、学生ばかりで大混雑。まあ東京とはくらべものにはなりませんが。生駒トンネルをくぐって、奈良県に入り、学園前駅で大量におりましたが、また結構な人数が乗ってきました。大阪から奈良まで通学は大変だななんて思いましたが、大阪鶴橋駅から奈良県学園前駅までは快速急行に乗れば20分なのでした。机上ではわからないですね。
大和西大寺駅からは近鉄特急で京都へ。時刻表を見ると、驚いたことに朝ラッシュ時にも関わらず、15分おきに有料特急が走っているのでした。東京じゃ、苦情になるでしょうが、やはり、そんなに混雑しているわけじゃないんでしょうね。
これは一本前の近鉄ビスタカー。
やはり近鉄特急は2階建てのビスタカーが印象的ですが、これには乗れず、次の列車になりました。
京都から、東福寺経由で出町柳へ。
出町柳から、叡山電鉄に乗り、鞍馬を目指します。
約30分で鞍馬駅に到着。
牛若丸で有名な鞍馬寺に登ります。
ここ鞍馬寺にはケーブルカーがあります。このケーブルカー、ちゃんと鉄道事業法という法律で認可を受けたちゃんとした鉄道です。これに乗らないと日本全国の鉄道に乗ったことにならないので、20年以上前に乗りに来て以来です。ちなみに運賃は無料ですが、寄付金として片道100円取られます。
小さなケーブルカーです。中はこんな感じ。
山上に上がると、雨模様もあって霧がかかり、深淵な感じのする風景になりました。
結構な階段をあがり、本殿金堂に到着です。
平日に行ったので、静かな境内で良かったです。
鞍馬からの帰りは叡山電鉄の看板電車「きらら」号に乗りました。
車内はこんな感じ。
天井の一部がガラス張りになっていて、秋の紅葉のシーズンは鞍馬線途中にあるもみじのトンネルを見に来る観光客で一杯になるそうですが、今日は初夏の平日の日中。ガラガラでした。
出町柳に到着。もうお昼すぎです。
(下)につづく。
この日は京都観光の予定ですが、なぜか、上本町駅から奈良行きの近鉄の快速急行に乗ります。大阪から奈良は通勤ラッシュとは反対方向なので空いているかなと思っていたのですが、どうしてどうして、学生ばかりで大混雑。まあ東京とはくらべものにはなりませんが。生駒トンネルをくぐって、奈良県に入り、学園前駅で大量におりましたが、また結構な人数が乗ってきました。大阪から奈良まで通学は大変だななんて思いましたが、大阪鶴橋駅から奈良県学園前駅までは快速急行に乗れば20分なのでした。机上ではわからないですね。
大和西大寺駅からは近鉄特急で京都へ。時刻表を見ると、驚いたことに朝ラッシュ時にも関わらず、15分おきに有料特急が走っているのでした。東京じゃ、苦情になるでしょうが、やはり、そんなに混雑しているわけじゃないんでしょうね。
これは一本前の近鉄ビスタカー。
やはり近鉄特急は2階建てのビスタカーが印象的ですが、これには乗れず、次の列車になりました。
京都から、東福寺経由で出町柳へ。
出町柳から、叡山電鉄に乗り、鞍馬を目指します。
約30分で鞍馬駅に到着。
牛若丸で有名な鞍馬寺に登ります。
ここ鞍馬寺にはケーブルカーがあります。このケーブルカー、ちゃんと鉄道事業法という法律で認可を受けたちゃんとした鉄道です。これに乗らないと日本全国の鉄道に乗ったことにならないので、20年以上前に乗りに来て以来です。ちなみに運賃は無料ですが、寄付金として片道100円取られます。
小さなケーブルカーです。中はこんな感じ。
山上に上がると、雨模様もあって霧がかかり、深淵な感じのする風景になりました。
結構な階段をあがり、本殿金堂に到着です。
平日に行ったので、静かな境内で良かったです。
鞍馬からの帰りは叡山電鉄の看板電車「きらら」号に乗りました。
車内はこんな感じ。
天井の一部がガラス張りになっていて、秋の紅葉のシーズンは鞍馬線途中にあるもみじのトンネルを見に来る観光客で一杯になるそうですが、今日は初夏の平日の日中。ガラガラでした。
出町柳に到着。もうお昼すぎです。
(下)につづく。
2013年06月21日
ひこにゃんに会いに行く~2013、5ひこにゃんと京都(上)~
5月の末に会社の同僚たちと関西へ行ってきました。同僚の一人が異動になるので、そのお別れ旅行です。今回は手配はしたものの、同僚の希望を叶える感じで旅してきました。
品川駅から「のぞみ」、名古屋駅で「こだま」に乗り継いで米原へ。そして、東海道線で一駅、彦根で降りました。いままでならば、割引きの効く、周遊きっぷの「京阪神ゾーン」きっぷを使用していたのですが、3月末で廃止になったため、今回は東京都区内→大阪市内の普通きっぷを買って、途中下車です。あちこち寄りながら安く旅するのは難しくなってきました。
久しぶりに彦根に来たのは「ひこにゃん」に会うため。私はほとんど興味がないのですが、ゆるきゃら好きの同僚に連れられてやってきました。ひこにゃんは彦根城の御殿を復元した彦根城博物館前にお出ましされるとのことで、博物館まで歩いていきます。
ひこにゃんはゆるキャラのはしりで有名ですが、由来は私の自宅近くの世田谷区豪徳寺の招き猫から来ているのだそうで、親近感がわきます。東京の世田谷区の半分くらいは江戸時代、彦根藩領とのことでボロ市で有名な世田谷の代官屋敷は彦根藩の代官大場家の屋敷でした。ちなみに私が昔、世田谷に住んでいた時は世田谷区長が代官の子孫の大場さんで、彦根市長が彦根藩の子孫の井伊さんでした。
彦根城内に入ると、御殿を復元した博物館が見えてきました。
通常は博物館前へお出ましされるそうですが、本日は雨交じりの曇りなので博物館内の講堂へのお出ましです。
一日三回お出ましだそうで、早めに行って最前線に陣取ります。
ひこにゃんが出てきました。キャラクターショーをやるのですがゆるゆるなショーだそうで、床に引いてある赤線よりも後方で勝手に写真を撮っていいとのことです。逆に2ショットとかは撮れないそうです。
すぐに毛並が痛んでしまうそうで、時々直してもらっていました。
30分くらい、ショーが続きました。ほかの観光客は写真を撮ると、入れ替わりで帰ってしまうのですか、私たちはずっと飽きずに見ていました。
ショーが終わって玄関を出ると、雨が降ってきました。本当はこの後、彦根城に登ろうかと話してましたが、雨に降られてしまったので、やめてしまいました。ちょっと残念でした。
帰り道、城内を帰宅途中の高校生たちと出会いました。こういうのは良いですね。ちょっぴり、こういう学生生活がうらやましかったりします。
今日の泊りの地、大阪へ向かいました。
(続く)
品川駅から「のぞみ」、名古屋駅で「こだま」に乗り継いで米原へ。そして、東海道線で一駅、彦根で降りました。いままでならば、割引きの効く、周遊きっぷの「京阪神ゾーン」きっぷを使用していたのですが、3月末で廃止になったため、今回は東京都区内→大阪市内の普通きっぷを買って、途中下車です。あちこち寄りながら安く旅するのは難しくなってきました。
久しぶりに彦根に来たのは「ひこにゃん」に会うため。私はほとんど興味がないのですが、ゆるきゃら好きの同僚に連れられてやってきました。ひこにゃんは彦根城の御殿を復元した彦根城博物館前にお出ましされるとのことで、博物館まで歩いていきます。
ひこにゃんはゆるキャラのはしりで有名ですが、由来は私の自宅近くの世田谷区豪徳寺の招き猫から来ているのだそうで、親近感がわきます。東京の世田谷区の半分くらいは江戸時代、彦根藩領とのことでボロ市で有名な世田谷の代官屋敷は彦根藩の代官大場家の屋敷でした。ちなみに私が昔、世田谷に住んでいた時は世田谷区長が代官の子孫の大場さんで、彦根市長が彦根藩の子孫の井伊さんでした。
彦根城内に入ると、御殿を復元した博物館が見えてきました。
通常は博物館前へお出ましされるそうですが、本日は雨交じりの曇りなので博物館内の講堂へのお出ましです。
一日三回お出ましだそうで、早めに行って最前線に陣取ります。
ひこにゃんが出てきました。キャラクターショーをやるのですがゆるゆるなショーだそうで、床に引いてある赤線よりも後方で勝手に写真を撮っていいとのことです。逆に2ショットとかは撮れないそうです。
すぐに毛並が痛んでしまうそうで、時々直してもらっていました。
30分くらい、ショーが続きました。ほかの観光客は写真を撮ると、入れ替わりで帰ってしまうのですか、私たちはずっと飽きずに見ていました。
ショーが終わって玄関を出ると、雨が降ってきました。本当はこの後、彦根城に登ろうかと話してましたが、雨に降られてしまったので、やめてしまいました。ちょっと残念でした。
帰り道、城内を帰宅途中の高校生たちと出会いました。こういうのは良いですね。ちょっぴり、こういう学生生活がうらやましかったりします。
今日の泊りの地、大阪へ向かいました。
(続く)
2013年06月14日
さよなら屋代線と古い町を歩く~信州電車いろいろ日帰りの旅③~
天ざる食べて、須坂駅へ戻ってきました。今度は屋代線に乗ります。
主に屋代線を担当している車両は3500系の電車。この電車もおさがりで、東京の旧営団地下鉄日比谷線の3000系の電車を譲り受けたそうです。正面の顔がクジラに似ているとのことで、「マッコウクジラ」という愛称があったそうです。仕事で日比谷線に乗ったりするので、個人的には感慨深いものがあります。
車内はこんな感じ
ドアの窓が上のほうに小さくあるので、小さいころは外が見えない嫌な車両だと思っていたものです。
昭和38年前後の製造なので、冷房などがついていない車両が多く、車内は扇風機ですが、扇風機には、営団地下鉄のSのマークがまだ残っていました。
車窓はこんな感じ。空が広いですね。窓を開けて風を感じることができるのが素敵です。
途中駅も古い駅舎が多いです。ここは綿内駅。
信濃川田駅
20分ほどで松代駅へ。
ここは江戸時代、松代藩、真田氏の城下町でした。
松代城、復元された橋と門です。
真田氏の屋敷として残っている真田邸
レンタサイクルで回りました。静かな町という印象でした。
松代駅へ戻ってきました。
駅舎には午後の日差しが指していました。
ここでも切符を購入しましたが、ここの駅員さんはあまり商売気がなく、めんどくさそうに切符を売ってくれました。これじゃ廃止はしょうがないのかななんて思いました。
反対方向の列車で1駅戻って金井山駅へ。
無人駅で静かな駅でした。
屋代行の列車がやってきました。
列車に乗ると、夕立が降り始めてきました。雨降る車窓を眺めながら、いよいよ、この車窓も見納めなんだなあと感傷的になりました。そう、須坂から屋代までの屋代線は来年2012年の3月限りで廃止がほぼ決まっていました。乗っている人が少ないのでしょうがないのですが、昔は上野から志賀高原、湯田中へ向かう列車も走っていたのを知っているだけに切ない気持ちもありました。
終着駅、屋代駅は大雨でした。
行きは青空だった長野盆地も、帰りは雨でした。なんとなくさみしい感じのする最後となりましたが、一日充実した旅でした。
(終わり)
主に屋代線を担当している車両は3500系の電車。この電車もおさがりで、東京の旧営団地下鉄日比谷線の3000系の電車を譲り受けたそうです。正面の顔がクジラに似ているとのことで、「マッコウクジラ」という愛称があったそうです。仕事で日比谷線に乗ったりするので、個人的には感慨深いものがあります。
車内はこんな感じ
ドアの窓が上のほうに小さくあるので、小さいころは外が見えない嫌な車両だと思っていたものです。
昭和38年前後の製造なので、冷房などがついていない車両が多く、車内は扇風機ですが、扇風機には、営団地下鉄のSのマークがまだ残っていました。
車窓はこんな感じ。空が広いですね。窓を開けて風を感じることができるのが素敵です。
途中駅も古い駅舎が多いです。ここは綿内駅。
信濃川田駅
20分ほどで松代駅へ。
ここは江戸時代、松代藩、真田氏の城下町でした。
松代城、復元された橋と門です。
真田氏の屋敷として残っている真田邸
レンタサイクルで回りました。静かな町という印象でした。
松代駅へ戻ってきました。
駅舎には午後の日差しが指していました。
ここでも切符を購入しましたが、ここの駅員さんはあまり商売気がなく、めんどくさそうに切符を売ってくれました。これじゃ廃止はしょうがないのかななんて思いました。
反対方向の列車で1駅戻って金井山駅へ。
無人駅で静かな駅でした。
屋代行の列車がやってきました。
列車に乗ると、夕立が降り始めてきました。雨降る車窓を眺めながら、いよいよ、この車窓も見納めなんだなあと感傷的になりました。そう、須坂から屋代までの屋代線は来年2012年の3月限りで廃止がほぼ決まっていました。乗っている人が少ないのでしょうがないのですが、昔は上野から志賀高原、湯田中へ向かう列車も走っていたのを知っているだけに切ない気持ちもありました。
終着駅、屋代駅は大雨でした。
行きは青空だった長野盆地も、帰りは雨でした。なんとなくさみしい感じのする最後となりましたが、一日充実した旅でした。
(終わり)
2013年06月07日
電車を乗り継ぎ味わう~信州電車いろいろ日帰りの旅②~
長野駅に着いて駅前の地下へ向かいます。そこは長野電鉄の長野駅。地下駅なんですね。
JRの特急列車「成田エクスプレス」で使われていた車両が待っていました。JRで引退後、長野電鉄に譲渡され、「スノーモンキー」という名の観光特急として再出発したそうです。
車内はこんな感じ。地方鉄道で考えたら高級感ありますね。
20分くらいで、須坂駅へ。須坂駅は車庫のある駅で、東急電鉄からのおさがりの電車8500系がたくさん休んでいました。
ちなみに、須坂でのぼりの特急列車は小田急ロマンスカーおさがりの1000系の特急列車でした。本家小田急のロマンスカー10000系もそろそろ終わりが近づいているので、この列車が残っていくのでしょうね。
東急おさがりの8500系で少し戻ります。東急の電車は冷房車でした。着いたのは
朝陽という古い駅舎が良い味を出している駅でした。朝陽という名前に惹かれて降りましたが、駅の周りは住宅街でした。でも空は広かったです。
朝陽から廃車間近の2000系の電車に乗ります。
丸くてかわいい電車ですが、この車両は長野電鉄が他社のおさがりではなく自社用に作った車両だそうで、昭和39年の竣工だそうです。そのころは自社用に製造できるだけ儲かっていたということで、聞けば志賀高原へのスキー輸送に活躍したんだそうです。良い時代を知っているこの2000系ももう廃車が決まっていて、残りの余生を普通列車として頑張っていました。
ヘッドマークなんか見ると、古き良き時代を感じさせてくれます。
ちなみに須坂駅には一番古い2000系も留置されていました。
須坂駅前の食堂で天ざるをいただいて、一息つきます。
(続く)
JRの特急列車「成田エクスプレス」で使われていた車両が待っていました。JRで引退後、長野電鉄に譲渡され、「スノーモンキー」という名の観光特急として再出発したそうです。
車内はこんな感じ。地方鉄道で考えたら高級感ありますね。
20分くらいで、須坂駅へ。須坂駅は車庫のある駅で、東急電鉄からのおさがりの電車8500系がたくさん休んでいました。
ちなみに、須坂でのぼりの特急列車は小田急ロマンスカーおさがりの1000系の特急列車でした。本家小田急のロマンスカー10000系もそろそろ終わりが近づいているので、この列車が残っていくのでしょうね。
東急おさがりの8500系で少し戻ります。東急の電車は冷房車でした。着いたのは
朝陽という古い駅舎が良い味を出している駅でした。朝陽という名前に惹かれて降りましたが、駅の周りは住宅街でした。でも空は広かったです。
朝陽から廃車間近の2000系の電車に乗ります。
丸くてかわいい電車ですが、この車両は長野電鉄が他社のおさがりではなく自社用に作った車両だそうで、昭和39年の竣工だそうです。そのころは自社用に製造できるだけ儲かっていたということで、聞けば志賀高原へのスキー輸送に活躍したんだそうです。良い時代を知っているこの2000系ももう廃車が決まっていて、残りの余生を普通列車として頑張っていました。
ヘッドマークなんか見ると、古き良き時代を感じさせてくれます。
ちなみに須坂駅には一番古い2000系も留置されていました。
須坂駅前の食堂で天ざるをいただいて、一息つきます。
(続く)