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Posted by TI-DA at

2014年10月30日

成田空港~東京、格安バス乗車の知っておくと良いかも情報。


  最近、LCCの利用が多くなって、月1回以上成田空港に行くことが多くなりました。LCCを使う節約旅行なので、大体使うのは東京~成田空港の格安バスです。安くて便利な存在ですが、乗るうちに知らないと不便な点が見えてきたので、気が付いたこと+知っておいたら便利なことを書いてみます。


●まずは。
バスもいろいろありますが、もっぱら私が安く行くために使っているのは

京成バスの「東京シャトル」(以下京成と略)
平和交通の「THEアクセス成田」(以下平和と略)

の二つがあります。

●予約
京成はインターネットと電話で2日前の17時まで予約ができます。コンビニの端末でも可能ですし、ジェットスターなどのLCCとセットで
発売するものもあります。

平和は東京、銀座→成田空港方面のみ楽天トラベルで前日13時まで予約可能です。

大体東京発は確実に乗りたいので予約することが多いですし、成田空港発は飛行機が遅れるかもしれないので予約しないことが多いですね。

●料金
京成→東京発は予約すれば900円。当日乗る場合は1000円で早朝、深夜便は2000円。支払いは現金のみで予約時はクレジットカードも可。
平和→予約、当日とも1000円。支払いは現金と交通系ICカードも利用可。

●東京発に乗る場合。
京成→湾岸の東雲車庫を出発し、東京駅を経由して成田空港へ向かいます。最近は1~2時間おきに銀座駅を通りますが、後述の平和はすべて通るので少し不便です。深夜、早朝はお台場の大江戸温泉物語発着もあります。時間帯にもよりますが、多い時は20分おきに運行しています。


ちなみに成田空港発の早朝便に乗るには、この大江戸温泉物語が便利です。予約した早朝便のチケットを印刷してフロントで見せると、セットプランとして1200円と通常料金の半額になります。成田発の早朝便に乗るためには、どうしても終電で新宿駅や東京駅などのバス出発駅へ行き、そこで居酒屋やネットカフェで早朝便を待つか、深夜便で行って、3時30分過ぎについて朝まで空港で過ごすかというのが今までの定番でしたが、温泉も仮眠ベッドもあるこの大江戸温泉は便利なのでした。


平和→こちらは東雲のイオン発着もありますが、基本は銀座駅出発、東京駅経由の成田空港行きになります。早朝4時5分発から始まり、約30~60分おきに運行しています。


東京発は本数から言うと、京成が便利ですが、東京駅の乗り場が八重洲側になるので東京の西から来る客には東京駅からの歩きで少し不便な気がします。その点平和は東京駅も経由しますが、銀座駅発なので便利です。丸の内線銀座駅のすぐ上のなので、乗り換えはすぐできるので、最近の私は時間が合えば、行きは平和に乗ります。

●成田空港でLCCに乗る場合に。

 成田空港では3つのバス停があります。国際線、国内線ともにANAなどのスターアライアンス系とスカイチーム系は第一ターミナル、JALなどのワンワールド系は第二ターミナルと決まっていますが、第二ターミナルには2つのバス停があります。この2つのバス停はターミナルの量端にあるので、降りる場所を間違えると、延々と歩かされる羽目になります

第二ターミナル北→バニラエア、春秋航空日本
第二ターミナル南→ジェットスター
第一ターミナル→ピーチ

●成田空港発に乗る場合。
 成田空港にLCCが到着すると、大体第二ターミナルの南側出口から出てきます。エスカレーターを降りると、すぐに京成、平和の共通バス停である第二ターミナル南のバス停があります。ほとんどの時間で京成と平和が交互に10分おきに運行しているので便利なのですが、
ここが知らない人には乗り方が難しいので要チェックです。

 ○6時台または22時以降に乗る場合。
行先が決まっているとか、予約しているとかでなければ、会社関係なく来たバスにそのまま乗ることができます。京成は現金、平和は現金か鉄道系ICカードで払えます。

 ○問題はこの時間帯以外に乗る場合です。
平和は来たバスに、現金(またはIC)を払って乗ればよいのですが、京成は一度バスチケットカウンターへ行って時間指定のバスチケットを買わないと乗れないのでした。問題はバスチケットカウンターがターミナルの真ん中にあるため、一度バス停を通り過ぎてから、買って戻ってくるという面倒さが出てきます。その上、バス停には京成、平和共に荷物積み込み用の係員がいるのですが、自分のところの説明しかしないために、京成のチケットを買ってしまった乗客が、目の前にいる平和のバスに乗れなかったり、チケットを買っていない乗客が席が空いているのに京成のバスに乗れないという不便な話になっていて、一刻も早く帰りたい乗客の不満がたまっています。

 対策としては一度バス停に行ってみて、京成がいれば、発車時刻に余裕があれば、チケットカウンターに買いに行けばよいし、時間なければ平和を待ったほうが良いかもしれません。これは10分間隔で走っているということが前提なので、発車時刻の確認は必要ですよ。


●余談ですが。
所要時間は両社とも約60分前後とのことですが、平和は湾岸線経由、京成は京葉道路経由なので、車線が多く渋滞の少ない湾岸線経由の平和が早いと言われたりします。

 いずれにしても東京から成田空港まで1000円というのはありがたいですね。最近何度も乗って気になったので、書いてみました。
  


Posted by さがるまーた at 18:00Comments(0)旅のあれこれ

2014年10月24日

五月の朝~道東桜紀行16~



 日差しを感じて目が覚めました。時刻は6時半前、郡山駅到着前ですね。本宮あたりでしょうか?

カーテンを開けると、


ちょうど田植えの終わった田んぼの水に空が反射するという素敵な景色と出会えました。まだ道東は桜が咲いたばかりの初春なのに、もう本州では田植えの季節なんですね。本州で育った自分にはこちらのほうがなじみがあります。

ちょうど7時にモーニングコーヒーと読売新聞が届けられ、7時半ごろに朝食をいただきに食堂車へ。


和朝食と洋朝食があり、前回は洋朝食だったので、今回は和朝食にしました。


車窓は空と雲と田と水のコラボが美しく、5月の朝という感じでした。

ほどなくして和朝食が運ばれてきました。



8時でオーダーストップなので、そろそろ終わりの時刻らしく、食堂車は空いていました。





関東平野を淡々と走り、9時38分上野駅に到着です。


名残惜しいですが、ロイヤルと別れを告げます。
「良い旅になりました。ありがとう」

上野駅ではじっくり撮影です。


















そして先頭機関車。





ヘッドマーク



もう乗ることはないのかもと思うと、何枚も写真を撮りたくなってしまいます。

本当に名残惜しい!


そして9時51分、回送列車になった「北斗星」号は尾久の車両基地へと去っていきました。



楽しくも切ない旅の終わりとなりました。



道東桜紀行 終わり。


  
タグ :鉄旅


Posted by さがるまーた at 18:00Comments(0)2014,5 道東桜紀行

2014年10月17日

食堂車の夜~道東桜紀行15~




 18時から1回目のディナーが始まるので、食堂車「グランシャリオ」へ向かいます。北斗星の食堂車のディナーは予約制で、18時~と19時40分~の2回に分かれていて、車窓を眺めながら夕食を取りたかったので、18時からの回にしました。


 なんと18時からの回は私だけでした。前回はフランス料理コースを頼んだので、今回は「北斗星懐石御膳」を予約しました。雑誌の夜行列車の特集記事などではフランス料理よりもコストパフォーマンスが良いとのことで、期待します。

食前酒に日本酒「男山」を注文します。一献傾けながら、車窓を眺めます。

列車はちょうど苫小牧駅でした。


懐石御膳がやってきました。これはお酒のつまみにもよかったです。左下の蟹味噌甲羅焼きが日本酒と合ってとても美味しかったですね。

まだ外は明るく、海を眺めながらの食事はそれこそ食堂車の醍醐味ですなあ。



もう一本「男山」を頼んで、1時間たっぷり食事を楽しみました。
そしてデザートの和菓子。



良い時間でした。食べ終わったころ、列車は東室蘭を出て、室蘭の工業地帯を走っていました。



腹ごなしに車内を歩きます。まずは先頭車両へ


機関車との連結部分から海が見えました。


機関車にテールマークが映っています。

前回乗った車両と違うようで、各号車にデジタルの時計と温度計が設置されていました。



個室に戻って、シャワーを浴びて出てくると、もう八雲駅です。



1時間ほどすると、函館の灯りがちらほらと見えてきました。




21時38分函館駅に到着しました。
函館駅の乗り場案内です。号数を入れる場所があるのは、昔北斗星号が複数列車あったころの名残ですね。




北斗星号がホームぎりぎりに止まっているため、機関車を含めて全体を撮影するのは難しかったですね。






21時49分函館駅を出発です。
乗り込んだ私は食堂車へと向かいます。ちょうど21時からパブタイムが始まっていて、誰でも利用できるということで、再度席に座ります。


注文したのは煮込みハンバーグとサッポロクラシックビールでした。

もう外は暗くて何も見えませんが、ほのかに函館の灯りがポツリポツリと見えました。




パブタイムは食べることができない人がいるほど混むことがあるそうですが、今日は空いてましたね。時間が遅いこともあったのでしょうが。

食後、ミニロビーへ。前回よりもこぎれいで座りたくなるロビーでした。



ロビー横にあるシャワーを浴びる必要はないので、個室へ戻ります。


青函トンネルに入り、竜飛海底駅を通過します。2013年秋で見学も終わって、2014年3月で廃止になってしまったので、ここに入ることは非常時以外はないのでしょうね。

トンネルを抜け、北海道新幹線工事の進んでいる津軽今別付近を通ったあたりで寝ることにしました。



16へ続く


  
タグ :鉄旅


Posted by さがるまーた at 18:00Comments(0)2014,5 道東桜紀行

2014年10月10日

憧れのロイヤル~道東桜紀行14~



 札幌駅での「北斗星」号の入線から発車までの時間は約9分。先頭の機関車は撮影できなさそうなので、後部のテールマークを撮影します。




北海道の地で見る「上野」行きの文字は心踊ります。


そして数少ない食堂車の灯りも素敵です。

そして、今回私が乗るのはA寝台個室「ロイヤル」です!



もうそろそろ発車の時刻です。



乗り込んで、個室へと入ります。



17時12分、上野行き寝台特急「北斗星」号は静かに札幌駅から動き出しました。

ベッド側から見た部屋はこんな感じです。


ドアを開けると、中はシャワー兼トイレでした。


右側作り付けの一番上が鏡になっていて、その下は2段のコンパクトな設備です。
上の段は洗面台で開くとこんな感じです。


下の段はトイレで、開けるとこんな感じです。


また鏡の横の引き出しには


持ち帰り可能なアメニティが用意されていました。



他にはティシュとJR北海道のPR誌、そして北斗星の利用案内の入ったクリアファイルがありました。





設備を一通り確かめていると、ドアがノックされ、食堂車からウエルカムドリンクのサービスが届きました。

ワインとウイスキー、水と氷とお茶といった豪華なものでした。


車内改札に来た車掌からカードキーをもらい、これで一式そろいました。



しばらくは北海道の車窓を楽しみながら、ワインを飲みます。



今回の旅の目的は道東の桜を愛でることと併せて、このロイヤルに乗ることでした。昭和63年、青函トンネルの開業に合わせて走り始めた寝台特急「北斗星」号に初めて連結されたA寝台「ロイヤル」は国鉄時代からの寝台特急列車の設備としては最高峰のものでした。当時、まだ学生の私には遠い憧れであり、縁のないものでしたが、いつかは乗ってみたいと思っていたのでした。

いつしか夜行列車も減り、ついにブルートレインとしてはこの「北斗星」が最後になりました。北斗星以降もトワイライトエクスプレスのスイートやカシオペア、そしてななつ星などの豪華列車や設備が出てきましたが、移動手段としての列車を重視している私としては、このロイヤルが最高峰であることは変わらないと思っています。そして、おそらく「北斗星」も2年後の北海道新幹線の函館開業までには廃止が免れないでしょう。そう思うと、まだ席が取りやすいうちに乗っておこうということで、今回乗ったのでした。

今回は「みどりの窓口」ではなく、JR北海道の個人ツアーを予約して乗ることにしました。これだと1か月前の発売の競争前に予約することができるのと、指定席が取れる道東フリーパスが付くという利便性と安さが魅力でした。今まではそういうツアーは食わず嫌いでしたが、最近は個人で使えるお得な切符がほぼなくなったので、こういうツアーも使うことにしてみたのでした。




そろそろ18時、夕食の時間になるので、食堂車へと向かいます。

15へ続く。
  
タグ :鉄旅


Posted by さがるまーた at 18:00Comments(0)2014,5 道東桜紀行

2014年10月03日

牛玉ステーキ丼を食らう~道東桜紀行13~


 幾寅駅から乗った列車は滝川発釧路行きの最長鈍行列車でした。最長鈍行列車と言っても、時間上らしくて、距離ではないそうですが。滝川駅を9時36分に出発して、終点の釧路駅に18時03分に到着するという8時間27分の旅です。



次の落合駅で12分止まるとのことで、雨の中、一旦降りてみました。


行先のサボには「日本一長い距離を走る定期普通列車(2429D)」と書いてありましたが、以前のものを使っているのかもしれません。今の最長距離の列車は岡山発新山口行きの371M だそうで315,8キロだそうです。この2429Dは11キロほど短いそうですが、向こうは電車、こちらは気動車なのでスピードではこちらが遅く、最長になっているそうです。


 今は無人駅の落合駅ですが、狩勝峠の線路が旧線だったころはこの駅にたくさんの機関車が止まっていて、列車に連結して峠を越えていったそうです。新線に変わって、機関車は必要なくなったので、今は静かな駅になっています。


この町にもまだ桜が咲いていました。



跨線橋から帯広方面を見ました。トンネルの左側に曲がっている線路がおそらく旧線なんでしょうね。貴重な遺構を見ました。

狩勝峠を超えて十勝の国へ入り、降りたのは十勝清水駅。



最近読んだ漫画「銀の匙」のヒロインはこの町出身だったなあなんて思い出しつつ、駅前の「中華料理 四川」へ。ここでご当地グルメをいただきます。


「十勝清水牛玉ステーキ丼」
以前にパンフレットを見ていて食べたいなと思っていました。「優勝」の文字もあり、期待が膨らみます。

出てきたどんぶりは期待に違わぬものでした。


中華料理的で本当に美味しゅうございました。




十勝清水駅からは「スーパーとかち8号」で一気に札幌に出ます。

16時過ぎに札幌へ到着。いよいよこの最後のメインイベントです。



寝台特急「北斗星」で帰京するのですが、北斗星自体は以前にも乗ったことがあって、このブログでも「夜行列車乗り継ぎの旅」で書いたことがあるのですが、今回は特別な思いで乗るのでした。


17時03分、北斗星号が札幌駅4番線に入線してきました。

14へ続く。

  
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Posted by さがるまーた at 18:00Comments(0)2014,5 道東桜紀行
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