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2015年03月19日

ラベンダーを愛でる~日本の夏、トワイライト最後の夏の旅⑮~



 ここ中富良野にラベンダーを見に来るのは20年ぶりです。今回は時間がないので、確実にラベンダーを見ることのできるファーム富田へやってきました。ちょうどラベンダーや花々が咲き乱れていて美しい光景が広がっていました。




ラベンダーや花々の美しさは20年前と変わっていませんでしたが、変わっていたのは見学者の方でした。中華系や韓国の人々が押し寄せていましたね。


丘の上まで登ってきたら、ちょうど、さっき乗ってきた「ノロッコ号」が富良野駅で折り返して美瑛駅へ向かっていました。この折り返しに私も乗る予定です。




丘の上からは富良野盆地が一望できましたが、晴れていれば見える大雪山系の山々は残念ながら曇っていて見られませんでした。





ラベンダー味のソフトクリームを食べて、駅へ向かいます。


また「ノロッコ」号に乗って富良野に向かいます。列車は混雑していて久しぶりに立ったまま、富良野駅まで行きました。


富良野からは特急「フラノラベンダーエクスプレス2号」で札幌へ。


車窓から見る夕暮れは不思議な光景でした。


新千歳空港からは初めての乗るLCC「バニラエア」で帰ります。



機内食に安くなっていた「南の島のチキンココナッツカレー」とリンゴジュースを注文し、おいしくいただいて、成田空港経由で自宅まで帰ってきました。


日本の夏、トワイライト最後の夏の旅、終わり。
  
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2015年03月08日

ノロッコ号で富良野へ~日本の夏、トワイライト最後の夏の旅⑭~



 札幌駅で雑用を済ませ、11時のL特急「スーパーカムイ15号」で旭川に向かいます。



 入線してきた特急車両は車号が1でした。


 ぎりぎりに入線してきたので、乗ったらすぐに発車しました。


 途中の岩見沢駅では残り少なくなった国鉄時代からの真っ赤な電車711系が止まっていました。もう乗る機会がないかななんて思います。



道央は米どころらしく、車窓には田園風景が広がります。なかなか北海道で珍しい光景な気がしますが、最近温暖化の影響か、北海道米が美味しいと評判なので、認識を変えなくてはいけないかもしれません。


11時25分、旭川駅に着きました。乗り換えの富良野線の列車は28分発なので3分の乗り換えに急ぎます。以前ならば、富良野線のホームは本線のホームから少し離れていたのですが、旭川駅が高架化されたので隣のホームになりました。高架になってから初めて来たので、じっくり見たかったのですが、そんな時間はなく、あわてて乗り換えました。



富良野線の列車は乗り換え客を待って、2分遅れで出発です。相変わらず、田園地帯が続きます。まだ旭川盆地だからなのでしょうね。美瑛付近を走るから丘の見える風景ばかりを思うのですが、実際行ってみないとわかりませんね。



13時ちょうどに美瑛駅に到着。ここまでの列車もそうでしたが、いたるところに中華系の人々がいました。よく言われるのは台湾の人が多いらしいです。


美瑛駅からは「富良野、美瑛ノロッコ3号」に乗ります。私が乗った車両にも中華系の団体さんがたくさん乗っておりました。指定席でしたが、とても私の席のまわりは団体さんだったので入る勇気がなく、乗務員に断って、空いている席に座りました。


美瑛駅を出ると、車窓にはさっきまでの田園風景と違って、丘の連なる風景が見えてきます。「ノロッコ号」自体は5月に道東桜紀行で乗った「くしろ湿原ノロッコ号」とほとんど変わりませんでしたが、夏の繁忙期なので、列車は満員でした。列車には売店も付いています。




美瑛駅で機関車の付け替えをしないためか、「ノロッコ号」の仕様なのか、富良野行きは機関車が後ろから押す推進運転を行っていますね。


先頭に機関車はいません。間もなく美馬牛の駅に着きます、美馬牛は美しい名前な気がしますが、駅名の由来はアイヌ語の「ピパ・ウシ」(沼貝がいるところ)からだそうで、美しさとは何の関係もありません。まあ北海道の地名はこういうのが多いですけどね。


赤い小さな駅舎を見て、出発です。


上富良野駅で列車行き違いで停車。ホームに降りて列車の撮影してみます。


上富良野駅を出ると、今度は富良野盆地へ入ります。田園地帯が広がっていますが、そろそろ山肌にラベンダー畑が見えてくると、中富良野町へ入ってきます。



下車したのはその名も「ラベンダー畑」駅でした。



15へ続く
  
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2015年03月05日

さよならトワイライトエクスプレス~日本の夏、トワイライトエクスプレス最後の夏の旅⑬


 列車は終点札幌に向けて、淡々と進んでいきます。朝食を食べた後は個室ロイヤルでゆっくりしました。


 列車は登別駅を過ぎました。


 ロイヤルは2回目だったので慣れてしまったのですが、もう一度部屋を見てみます。
前にも書きましたが、「北斗星」のロイヤルとほとんど変わらないのですが、数少ない違いはここ。


 ベッドソファの切り替えを自動で行えるスイッチがあることです。「北斗星」では手作業でした。自動も善し悪しで物を挟んだりするデメリットもありますが、便利は便利です。


 車窓には溶岩ドームがきれいに見える樽前山が見えます。

ロイヤルを2回使ってみて、感じたことの一つは意外にシャワーを使わなかったなということでした。

ロイヤルのシャワーは20分間使えるのですが、実際は半分くらいしか使わず、大幅に余らせてしまいました。2人使用のこともありますし、髪の長い女性が使用することもあるので、これくらいあったほうがいいのでしょうね。


列車は千歳空港を過ぎ、札幌へと近づいてきます。



9時58分、定刻より6分遅れで終着札幌駅に到着しました。



先頭に行くと、写真撮影の人たちで大混雑していました。


札幌駅は線路に余裕がないらしく、10分立たないうちに車庫へ回送されます。


もう、この列車に乗ることはないんだろうなと思うと、ちょっと感傷的な気分になりましたが、25年走って2回しか乗らなかったことを考えれば、それはそれで仕方がないことなのでしょう。楽しい列車の旅でした。

ありがとうと思いつつ見送りました・



14へ続く。



  
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2015年03月01日

朝食を食べたが…~日本の夏、トワイライト最後の夏の旅⑫~



 食堂車「ダイヤ―プレヤデス」へ行くと、7時30分の回のお客さんで満席でした。ありがたいことに私の席は海側の端の席でした。この区間の海側は4人席なので、まず1人では座れないのですが、ここだけドアの前なので2人席になっていて、最後の1人だったのか、とにかく幸運でした。

 前回、食べた時と違って、フランス料理のようにコースになっているようです。メニューがありました。



 まずは食前のドリンク「オリジナルビネガーエード」と先付け3種「豆のごま和えサラダ、カポナータ、海老とアボカドのカクテル」とフォカッチャです。



 続いて「丹後のたまごの半熟3分ボイルと花の塩」と「生姜とタイムのミニお粥」です。



 そして「ミートとサラダとホットベジタブル」です。



 列車は伊達紋別付近の海岸線を走っています。



そして、「フルーツ&フロマージュブランのスープ」です。

メロンとパイナップルにチーズの1種であるフロマージュブランをかけたものだそうです。

最後にコーヒーが出てきました。





もうすぐ東室蘭です。つい最近(2014年5月)まであった石油輸送用のタンク貨車「タキ」がいた本輪西の専用線は空っぽでした。前の年、夜行列車乗り継ぎの旅で「北斗星」から見た光景はこれ。


製油を行っていたJX(日鉱日石エネルギー)の室蘭製油所(2014年4月から室蘭製造所に改称)が3月で製油をやめたため、北海道からタンク貨車の石油輸送がなくなったそうです。また一つ、鉄道の風景が消えていきました。でもタンク貨車は本州に回送して使われるそうなので、まだまだ見ることはできますけどね。


 車窓を見ながら、もう少しゆっくりしようかなと思い、もう1杯コーヒーを所望すると、もう時間がないとのことで断られてしまいました。ゆっくりできないまま、会計を済ませて食堂車を出ました。係員さんは会計の時も謝ってくれて、かえって申し訳ない感じになりましたが、釈然としませんでした。

 ロイヤルに戻って、前回はそんなことはなかったのになあと考えると、どうやらメニューに違いがあったようです。ちなみに前回夜行列車乗り継ぎの旅で乗った時の朝食メニューはこれ。



2013年の1月でしたが、その時は洋食と和食を選べ、洋食を選択したのでした。その時と比べると、格段にフロアの係員の手間が増えているんですね。食事を出すのに何度も厨房とテーブルを往復する必要があり、乗客も食べるのに精いっぱいで、優雅に食べるとはいかないんですな。30分で食事が終わったら、15分で次のお客さんを迎える準備をしなくてはいけないことを考えると、慌ただしいのはしょうがないんでしょうね。

 今回、トワイライトエクスプレスの旅をするにあたって、事前にネットで下調べしたところ、以前の朝食の評判が悪かったんですね。「夕食は豪華で素晴らしかったのに、朝食はありきたりの食事だった」とか「朝食は夕食に比べて、期待外れだった」とか。そういう評判が多かったので、ヨーロッパ風の優雅な朝食を目指したのでしょうが、結果的に車窓を楽しめなくなったのは私としては残念でした。量が少なくて食べた気にならなかったのもあるのですが。



列車は東室蘭に到着。この寝台特急のマークの行先表示も見ることはないのかもしれませんね。ぶれながらも撮影しておきました。

13へ続く。
  
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2015年02月26日

朝の光~日本の夏、トワイライト最後の夏の旅⑪~


 目を覚ますと、オレンジの光がロイヤルの室内に差し込んでいました。カーテンを開けてみると、



 太陽がオレンジの顔をして登っていました。海の奥に見えるのは函館山です。思わず見惚れてしまいました。人目を気にせず、見惚れることができるのは個室の特権ですね。この光景は人生で忘れられないものの一つになるかもしれません。


 時刻を見ると朝の5時前。列車が海沿いから函館市街地に入ってきたので、もうひと寝入りしようかと思って、布団にもぐりこもうとしたら、列車が停まりました。再びカーテンを開けると、五稜郭の駅でした。「トワイライトエクスプレス」は他の寝台特急である「カシオペア」や「北斗星」と違って函館駅には入らず、一つ手前の五稜郭駅で機関車を交換し、札幌へ向かいます。なぜ北海道有数の観光地である函館駅に停まらないのかは不思議ですね。早朝だからかなと思ったのですが、時刻表を見てみれば、同時間帯の「カシオペア」は停車しているので当てはまりません。「トワイライトエクスプレス」は団体専用列車から始まった経緯があるので、早朝に下車するという需要は想定していなかったのでしょうね。逆に「カシオペア」は豪華寝台列車とはいえ、定期列車の「北斗星」の1往復を置き換えた経緯があるので、函館駅に停まっているのかもしれません。

 


 そんなことを考えていると、トワイライトエクスプレスの横を札幌行きの「カシオペア」号が通過していきました。「トワイライトエクスプレス」は、この先終点札幌まで「カシオペア」の後を追うように走っていきます。


この後、1時間半ほど眠り、再び目が覚めると、長万部駅到着直前でした。7時前の部屋がノックされ、頼んでおいたモーニングコーヒーが来ました。





長万部駅を通過した列車は噴火湾沿いを走りますが、残念ながらロイヤルの窓は山側になっており、部屋からは海が見えません。



モーニングコーヒーを楽しんだ後、そろそろ通路側に出てみます。いくつかのトンネルを抜けると、



トンネルの間にある小幌駅を通過しました。この小幌駅はいわゆる秘境駅の一つと言われ、この駅に降りても、三方が崖で、一方が海なので、外に出られないという駅です。ほとんど利用者がいないため、おそらく近いうちに廃止されるかもしれません。それまでには一度は訪問したいものです。

7時半が近づき、そろそろ朝食の時間です。何度目かの食堂車へ向かいます。

12へ続く。

  
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2015年02月22日

まだまだ食べる~日本の夏、トワイライト最後の夏⑩~



 個室へ戻ってきました。夕食を食べ終わった後ですが、まだまだ食べます。


包みを取ると、


「トワイライト特製2段重」です・特性の弁当箱がうれしいですね。大阪発だけの予約で、乗車した客だけが買えるという貴重な弁当です。駅弁で有名な神戸の弁当屋「淡路屋」が製造しています。ほかの人のブログなどでは当日、食堂車でも購入できるようですが、事前に予約もできたので、予約しておいたら、夕食前の16時30分に持ってきてくれました。

中身を見てみます。
その名の通り、2段になっていて、ご飯は「たこの炊き込みご飯」です。


おかずは煮物やすきやきなど和風のものがメインでした。



お酒飲みながら、お弁当をつまみます。ディナーは予約が必要でフランス料理のみで12000円という高額のため、なかなか全員にはいきわたらないので、自席で食べられる「日本海会席御膳(6000円)などもあるのですが、こういうお弁当があると、選択肢が増えて良いですね。まあ昔だったら、自分で弁当買って持ち込んだのでしょうが、今は絶滅寸前の食堂車サービスを残したいと思うので、いろいろ買ってしまうということもありますが。


20時半頃、部屋をノックする音がして開けると、グッズを販売する食堂車の係員さんが来てくれました。夕方近くに買いたいと希望したら、この時間にうかがいますとのことで待っていたのでした。これで最後かと思うと、いろいろ買い込んで結構な金額になってしまいました。

22時頃、再び食堂車「ダイヤ―プレヤデス」に向かいます。
21時からパブタイムということで誰でも利用できるので、混雑が終わるであろう22時頃に顔を出してみたところ、見事にガラガラでした。


まずはビール。

そしてスモークサーモン。

真っ暗な車窓を見ながら、ビールを飲みます。こういう旅も最後かもという惜別の気持ちを味わいました。



会計をすると、〆て1550円。私は雰囲気を楽しんでしょうがないと割り切りますが、普通のレストランでは出さない金額ですね。そう考えれば、ガラガラの理由もわかります。真っ暗な車窓で何も見えないのに高い金払って何か食べようとは思わないですよね。食堂車が隆盛の頃も食堂車は高いというイメージはありましたが、この時間でももっと混雑していた気がします。



部屋に戻り、寝る準備をします。


電動スイッチでソファをベッドにして、車窓を眺めながら寝転びます。さすがロイヤル、ベッドが広いです。



暗闇の中でポツンポツンと光る家の灯りを見ていると、旅心が刺激されて、切なさが倍増しますね。




松本清張の小説「砂の器」に出てきた羽後亀田駅を通過しました。以前訪れたことがあるので懐かしい駅です。

日付が変わるころ、列車は秋田駅に到着します。それを見計らうように眠りにつきました。

11へ続く。
  
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2015年02月19日

ディナーを楽しむ~日本の夏、トワイライト最後の夏の旅⑨~



 「ダイヤ―プレヤデス」に入ると、海側の二人用座席に案内されました。



ディナーはフランス料理で、お品書きが用意されていました。



お酒は赤ワインを注文しました。



まずは前菜、「オマール海老とセロリのピューレ 蕪とオレンジのサラダ仕立て ヴァニラの香り」です。



もちろんパンも出てきます。



続いて、「2層のヴィシソワーズ ローズマリー風味」です。

このスープ2層に分かれていて、スプーンですくうと、下の層からも別のスープが出てきて、違う味も楽しめました。

17時56分、直江津駅に到着。ここからJR東日本の管轄に入ります。

鉄道ファンが写真をたくさん撮っていました。

そして「マナガツオのオーブン焼き プロヴァンス風」です。


きれいな盛り付けで、角度を変えても美しいですね。




直江津駅は10分停車なので、しばらく止まっています。すると向こうのホームに特急「はくたか」の越後湯沢行きが抜いていきました。車両は赤ラインの北越急行の車両でした。北陸新幹線が開業したら、「はくたか」は廃止になって北越急行を走らなくなりますが、この車両はどうするのでしょうか?(執筆時にはJR西日本に売却するという情報が入りましたが、このときはそんなことを思っていました)

ワインも飲み終わったので、日本酒を注文。特急を見たからではありませんが「白鷹」にしてみました。



前回乗った時とは違い、食堂車車内は満員でした。大体カップルや年配のご夫婦が多くいらっしゃいましたね。なかなか一人ではこの食堂車は来られないようです。

そしてメインは「黒毛和牛のステーキ 夏野菜のロースト じゃがいもとにんにくのクレープ」です。




いつしか列車は直江津駅を出発して日本海沿いを走ります。札幌行きの列車では日の出ている時間では最後の日本海でしょう。逆にこの風景を見ながら食事をとるために1番早い時間帯のディナーを予約したのでした。

本当はもう一つ欲を言えば、この時間あたりに晴れていれば日本海に沈む夕日が見えるであろうと考えていたのですが、残念ながらこの日は曇りなのでした。まあそこまで望むのは欲張りすぎかもしれません。

ラストはデザート。「ローストしたマンゴーのゼリー仕立て ヴェルベーヌのシャーベット」です。



最後はコーヒーをいただいて終わりです。



豪華な夕食でしたが、なかなか食べる機会がないので貴重な機会でした。

食後は隣のサロンカーへ。

ここも大混雑していました。前回と違い、B寝台のベッドまで満席だからかもしれません。
サロンカーにはスタンプもおかれていました。

停車する各駅の名所等をデザインしたスタンプを複数作って、全部押すというアイデアは面白いですね。旅の思い出になるとともに地理の勉強になります。


列車は長岡駅に到着。これまた来春、廃止になるであろう特急「北越」を見かけました。こう考えると、北陸新幹線の開業は北陸、信越の鉄道に大きな影響を与えるのですね。



自分の個室に戻ります。
夏の遅い日も暮れ、そろそろ列車の名前の通り、トワイライトな時間に入ろうとしています。



10に続く
  
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2015年02月15日

午後のひと時を楽しむ~日本の夏、トワイライト最後の夏⑧~



 食堂車を出て、部屋に戻ります。2回目なのとロイヤルは快適なので、あまり車内探検に行こうという気は起きませんね。

 15時37分金沢駅に到着です。ここで3分停車なので、ホームに降りて撮影してみます。




ほとんど乗客の乗り降りもなく、静かな停車です。札幌発だと途中、洞爺の駅で10分以上の停車があって、記念撮影大会になったりします。

駅構内も電車がほとんどなく、がらんとしていました。



翌年の2015年3月のダイヤ改正で長野から、この金沢まで北陸新幹線が開業して東京から一気に2時間30分~3時間で来られるようになりそうです。その引き換えに、金沢からこの先直江津までの北陸本線の区間はJRから各県に設立された第三セクターの鉄道会社に移管されるそうです。その絡みがこの「トワイライトエクスプレス」が廃止の原因の一つになるんですけどね。



列車は富山県に入り、立山連峰が見えてきました。




ロイヤルには利用案内がついています。


レストランの案内から、設備の案内から、事細かに案内してありました。



泊駅を通過すると、列車はいよいよ日本海沿いを走り始めます。




ロイヤルの窓から日本海を独り占めできるなんて、本当に幸せなことです。
親不知を通過する頃、ディナーの案内放送が流れました。隣の「ダイヤ―プレヤデス」へ向かいます。

9へ続く

  
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2015年02月12日

日本唯一のランチを食べる~日本の夏、トワイライト最後の夏の旅⑦~



 A寝台車の隣の車両の食堂車へ向かいます。トワイライトエクスプレスの食堂車はレストランカー「ダイナープレヤデス」と言うそうです。

 

最近はお昼の列車で地元の食材を使った料理を出す観光列車が増えてきましたが、昔から続く食堂車の流れをくむ列車でお昼に車窓を眺めながら、ランチを食べられるのはこのトワイライトエクスプレスのみとなりました。私が小さいころは東海道新幹線などでも食べることができましたが、もう夢物語ですね。

昔よくあったように、相席になりました。車窓には田園風景が広がっています。



メニューはこんな感じ。ハンバーグステーキを注文しました。


相席の方は女性の方。なんとなく話をしてみると、彼女もロイヤルを狙っていたそうで、発売当日、早朝から大阪駅に並んだそうです。渋谷駅とは違い、大阪駅は発売時刻の10時まで並ぶ必要がある上に複数列あったそうで、一番だったのに、彼女の列では取れず、ほかの列で取れたそうです。結局B寝台を取れたそうです。本当に私の場合は幸運だったんですね。


料理がやってきました。車窓を見ながら食べる食事は格別です。列車は敦賀を過ぎて北陸路に入ってきます。だんだん車内も空いてきました。



もっと混むかと思ったのですが、食堂車のランチは高いと思われているのかもしれませんね。進行方向と違う方向に座っていたので、向かい側の進行方向側に席を移りました。そして食後にダージリンティを注文し、車窓を眺めながらいただきます。



カップにもトワイライトエクスプレスのロゴが入ってますね。



車内の装飾が豪華ですね。



トワイライトエクスプレスが廃止になると、長距離を移動しながら、食堂車で食事をして車窓を楽しむという旧来から続いてきた楽しみは終わってしまうのですね。移動手段としての夜行列車も数年以内に消えていく可能性が高いことを考えると、鉄道の歴史の一区切りの時期に今はいるのかもしれません。

列車は鯖江駅を通過したところで、レストランカーを出て、部屋に戻ります。



列車は北陸路をひた走ります。

8へ続く。
  
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2015年02月08日

ロイヤルを味わう~日本の夏、トワイライト最後の夏の旅⑥~



 定刻に大阪駅を発車した寝台特急「トワイライトエクスプレス」は一路日本海へ向けて北上していきます。

 早速、ロイヤル車内を見てみます。以前乗車した札幌発上野行きの寝台特急「北斗星」のロイヤルとほとんど室内は変わりませんね。




ソファーベッドをベッドにするときにスイッチ一つでできる電動式になっているのが違いかもしれません。シャワーもベッドも「北斗星」のそれと変わりません



トワイライトエクスプレスの運行開始が1989年。もともとは青函トンネル開業時に大阪発の寝台特急「日本海」の豪華版として走らせるなんていう構想が当時聞こえていて、結果的には「日本海」とは別のツアー専用列車から始まったのですが、基本設計したのはまだJRとして分割民営化される前の国鉄時代だったのでしょうね。そのため、ほとんどロイヤルの室内は「北斗星」と同じなのでしょう。

車掌が検札に来て、カードキーをくれました。そしてレストランの係員が夕食時間の確認と朝食の予約を取ってくれました。

そろそろ京都に到着です。進行方向右側の通路に出てカメラを構えます。反対側、大阪方面に行く列車を何本か待ち構えていると、いよいよお目当てのものが!!




残念ながら、シャッターチャンスを逃してしまいましたが、前日札幌を出た大阪行の「トワイライトエクスプレス」でした。毎日運転の場合、大阪発の列車はこの京都付近と秋田付近で2回大阪行の列車と行き違うそうです。ちなみに以前大阪行の列車から撮影した逆のアングルはこれ。



ウエルカムドリンクが到着。頼んでおいた梅酒が来ました。

梅酒には乗車記念のタグがついていて記念になります。



ちょうど京都駅に到着。昨日降りた改札口の前でした。

ちなみに「北斗星」のロイヤルのウエルカムドリンクはこれ。



どれをとっても「北斗星」を上回るサービスの「トワイライトエクスプレス」ですが。このウエルカムドリンクだけは「北斗星」の同じサービスに負けていましたね。それは残念かもしれません。

とりあえず、ランチの前の食前酒として梅酒をいただきます。列車は琵琶湖沿いの湖西線に入ります。



ちなみにロイヤルに乗ると、トラベルセットももらえます。


中身はこんな感じ


とても使う気にはなれませんが。

12時58分頃、近江舞子駅に運転停車しました。後続の特急「サンダーバード19号」にぬかされます。



そろそろレストランカー「ダイヤ―プレヤデス」でランチタイムが始まるようです。いよいよ待望のランチをいただきに部屋を出ます。

7へ続く。

  
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2015年02月05日

ロイヤルを取るために~日本の夏、トワイライト最後の夏の旅⑤~


 今回のトワイライトエクスプレスは1人用A寝台個室、ロイヤルに乗ります。ロイヤルは、その少し前の道東桜紀行で寝台特急「北斗星」で乗ったのですが、ほぼ丸一日乗ることができる(約22時間)トワイライトエクスプレスでも乗ってみたいなと思い、指定券争奪戦に参加することにしました。

 ただトワイライトエクスプレスは、もともと大人気な列車であるうえに、乗車する2か月前の2014年5月に運行しているJR西日本から翌年2015年3月ダイヤ改正で廃止すると発表されており、どの寝台でも指定券がほとんど取れないといわれていました。通常のB寝台とか、B個室なんかだとツアーに組み込まれていることもあるのですが、値段が高いうえに大人気とのことで、これまた難しく、希望のロイヤルにも乗れないのでやめました。

 北斗星の時はJR北海道のツアーで事前にロイヤルをおさえましたが、今回はみどりの窓口で購入することにします。前回、札幌発のトワイライトエクスプレスに乗った時は何度の通って、2人用のB寝台、ツインを直前に手に入れ、贅沢にも1人使用しました。今回は1か月前の発売日にチケットを購入することにします。

 通常は10時発売ですが、JRの一部の駅では事前受付というのをやっていて、当日朝から先着順で申し込み用紙を受け付けて、10時になったら受付順に指定券を発券をしてくれるとのことなので、利用してみることにします。ただ、これは各駅の判断で行っているサービスのようで、どんどんなくなっているようです。断られてもしょうがないのですが、ネットで検索してやっているという渋谷駅へ前日に行ってみたら、事前受付しますという張り紙があったので、挑戦してみることに。ちなみにこれは私が購入したころの話(2014年の6月頃)ですので、今はわかりません。


 まずは1回目。私の家は私鉄沿線なので、始発列車に乗って渋谷駅へ。着いたのが5時30分頃でした。ちょうど窓口が空くのが5時30分なのでぎりぎりといったところでしょうか。着いたら、列ができていて4番目でした。5時30分に窓口のシャッターが開いて、案内されます。申し込み用紙は記入済みだったので、そのまま4番目に受付。受付番号4番をもらいました。指定券が取れなかったら、電話が来るということだったので来ないことを祈りつつ、仕事に行ってお昼に携帯電話を見たら、留守電が1件。聞けば取れなかったとのこと。残念でした。

 そして予定を合わせて、2回目。始発で行ってもだめかもしれないということで、家を3時に起きて自転車で1時間かけて渋谷駅に向かいました。4時10分頃、渋谷駅に着いたら、あら残念、先客がいました。並んでいますかと確認し、2番目に並びました。先客に何時に並んだんですかと情報を聞き出そうとしましたが、いまいち話はしてくれなそうなので、黙って1時間強待って、受付2番目に頼みました。可能ということなので、ロイヤルと、だめならば1人用B寝台個室シングルツインもお願いしました。どうやら、先客もトワイライトエクスプレスのようで、こりゃ今日もダメかなと思いつつ、受付を済ませました。その後も少し窓口にいて、後の人の希望も聞いていたら、トワイライトエクスプレスが多かったのですが、サンライズ出雲なんて単語も出ていて、寝台ばかりなんだなと改めて思ったのでした。まあちなみに新幹線などの指定席の事前受付はJR東日本のえきねっとなどでも可能なので、ネットで買えない寝台券に窓口の事前受付が集中するのは当然と言えば当然ですね。

 10時過ぎて、携帯電話を握りしめていましたが、連絡はなし。何とか取れたようで安心しましたが、先客がいたこともあり、まあシングルツインだろうなと思いながら、午後に引き取りに行くと、なんと!!!



ロイヤルが取れていました!1列車に8室あるので北斗星の4室よりは取りやすいにせよ、やはり入手するという点では相当難しい指定券だったので、本当に良かった!


そんな思いをしながら購入した指定券なので感激もひとしおです。そんなことを椅子に座りながら考えていると、もう発車時刻です。



11時50分、8001列車、寝台特急「トワイライトエクスプレス」は定刻で大阪駅を発車しました。

6へ続く。


  
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2015年01月30日

大阪駅にて~日本の夏、トワイライトエクスプレス最後の夏の旅④~


翌朝、大阪駅前に立ちました。更地になってイベントスペースになっている旧大阪中央郵便局の場所から大阪駅を撮影してみます。


かつて大きな郵便局は駅前か駅に隣接してありました。郵便物を鉄道で運んでいたからでしょうね。今はトラック輸送に変わっているので、駅前に大きな建物は必要なくなり、今後は商業施設に変わっていくのでしょうなあ。

大阪駅に入ります。今日乗る列車は11時50分発の列車。


そう寝台特急「トワイライトエクスプレス」です。札幌発は乗ったことがあるのですが、大阪発は初めて。どうしても大阪発に乗ってみたかったのでした。


11時過ぎ、ちらほらとカメラを構えた人たちや大きなバックを持った人たちがホームに見えるようになりました。


11時11分、まだ発車にはだいぶ早いですが、列車が入線してきます。入線ホームの向かい側で待機して、食堂車の前に急ぎます。


大阪駅名物?の食堂車クルーの列車へのあいさつが行われていました。話には聞いていましたが、やはり気持ちの良いものです。


後ろから全部をとらえてみます。今までのブルートレインとは違う深緑色の車体は登場当時は違和感があったものですが、今ではなじみになりました。


テールマークも素敵ですね。

ちなみに一番後ろはスイートルーム。日本で最高級の寝台で1室52440円という値段ですが、値段もさることながらチケットを入手することが本当に難しい個室です。



先頭へまわります。

機関車も深緑色のトワイライトエクスプレスカラーになっています。この機関車が真夜中の青森駅まで運んでくれます。



先頭機関車付近は大人気で混雑していました。


場所を変えて、向かいのホームから撮影してみました。

それでは列車に乗り込みます。札幌の文字がまぶしいですね。




乗り込むのは2号車です。


A個室がうれしいですね。

今日乗るのは1人用A寝台個室ロイヤルです。



5へ続く
  
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2015年01月23日

宵山をめぐる~日本の夏、トワイライト最後の夏の旅③~


 大船鉾を後にして、山鉾めぐりを続けます。後祭は10基の山鉾が参加していて、それぞれをめぐります。



最初は南観音山。


続いて北観音山。山鉾に巻きつけられているものが各山鉾それぞれに違い、江戸時代から続く由緒あるものだそうです。そしてその出所がすごいのでした。ここの前懸は今は19世紀のペルシャ絨毯だそうですが、以前は17~18世紀の花文のインド絨毯だったそうです。





西面にはそのインド絨毯の復元品が使われていました。(本物は保存されているとのこと)
東面も違う絨毯が使われており、ほかの各山鉾でそれぞれ違うものが使われていて、これらのものが江戸時代に入手され、使われているというのは京商人の財力のすごさを思い知らされます。


続いては八幡山。



ここは町内の八幡宮を山鉾の上に勧請したもので、鳥居が上に載っています。

続いては役行者山。





車も通る大通りの道路にあったのが鈴鹿山。




歩いていると、ビルの途中にあったもの。荷物がある運送業者はランプがつくんですね。面白いし便利です。



ここは黒主山。


そして浄妙山。




平家物語の宇治川合戦から取材した場面人形で再現されているのですが、宵山の時は布がかけられていました。ちょうど夕方も深くなり、灯りがつけられ、いい感じになってきました。


さて鯉山にやってくると、何やら交通規制が。NHKが中継するようでそのリハーサルで一時的に止まっているようです。少し待って解除されて、鯉山の山鉾へ。




ここの山鉾を飾る懸物はきれいなものでした。夜、NHKを見ていたら、さっきリハーサルをやっていた中継の後で特集をやっていて、これはレプリカだそうですが、この本物はベルギーで1600年から20年代に制作されたトロイ戦争をテーマにしたタペストリーだそうで、オランダから徳川将軍家に献上され、その後、分割されて、各大名家を経るなどして、この地にあるのではないかという壮大な歴史の遺物であることが判明したのでした。そう考えるとすごいものなのでした。

まあ、その場ではそんなことは思わずきれいだなと思って次に行きます。



最後は橋弁慶山。

この山鉾は弁慶と牛若丸が五条大橋で戦うところをモチーフにしているそうです。



牛若丸と弁慶は近くに家で展示されていました。



これが五条大橋。



これで山鉾めぐりは終わりです。本当は翌日の山鉾巡行も見たいのですが、それは次回以降に回します。

今日の宿である実家へ向かったのでした。

4へ続く。
  


2015年01月16日

宵山へ向かう。~日本の夏、トワイライト最後の夏の旅②~


 かねてから来たいと思っていた祇園祭を見に京都へやってきました。なかなか7月の中旬は仕事の休みがとることができないのですが、今年から祇園祭は後祭が復活したので、後祭ですが、見に行くことができました。今日は宵山なので、山鉾を見に行きます。

 山鉾は各町内に散らばっているので、途中寄り道しながら歩いていきます。

駅を出て振り返ると、京都駅は雲が反射していい感じです。


まずは東本願寺へ。


門を入ってすぐの阿弥陀堂は修復中でした。



 振り返って門を見ると、趣のある唐門でした。江戸時代からある門かと思いましたが、調べてみると明治44年の再建だそうです。本願寺は江戸時代の初期に、織田信長との戦いのときの対応を巡っての対立から東と西の本願寺に分裂したのですが、西本願寺は比較的江戸時代の建物が残っているのに、東本願寺はほとんどの建物が明治時代以降の再建だそうで、その原因が幕末の幕府と長州の対立から発生した禁門の変で発生した火災の影響で焼失したためというのが、日本の中心であった京都らしいエピソードですね。



この梵鐘も江戸時代初期の慶長9年(1604)の銘が入っていて、歴史を感じさせます。



途中、郵便局に寄って記念の旅行貯金をしながら、さらに北上します。



街中に建てられた碑は浄土真宗、さっき訪問した本願寺の開祖、親鸞の住居跡、そして旧暦での1262年の11月28日、鎌倉時代の中期にこの地で入滅、つまり亡くなったことを記していました。

日本史に出てくる人物があちらこちらに出てくるのが京都のすごいところですね。


そろそろ夕刻近く、最初の山鉾。大船鉾までやってきました。




この大船鉾は今年の祇園祭の目玉の一つです。ここの山鉾はなんと150年ぶりの復活なのです!この山鉾も先ほどの東本願寺の建物が焼失した幕末の禁門の変による火事で一部の装飾品を残して焼失。長い間再建されませんでしたが、ようやく2014年に復興を遂げたということです。



中を見学させてくれるというので、並んで見せてもらいました。大人気らしく、約1時間並びました。



新しいということもあって、装飾がきれいですね。



上にあげてもらうと、新鮮な木の香りがしました。






デザインはその名の通り、大船なんですね。



初めての山鉾に大満足でした。

3へ続く。

  


2015年01月09日

新幹線で出発!~日本の夏、トワイライト最後の夏の旅①~

 2014年の7月、夏真っ盛りの日本を翌年に廃止が発表された寝台特急トワイライトエクスプレスを使って味わってきました。

 まずは出発は東京駅から新幹線で。



東京駅の18番線のホームには東京駅新幹線建設記念碑があります。2014年は東海道新幹線開通50周年の記念の年でした。この記念碑には新幹線建設を進めた国鉄総裁十河信二の顔のレリーフと十河の座右の銘が刻まれています。新幹線は日本の鉄道を高速化し、鉄道が飛行機や自動車に対抗できる交通機関としてが残れたのですから素晴らしい発明でしたが、その発達の結果として、トワイライトエクスプレスに代表される夜行列車が無くなっていくのは残念なことです。



乗るのはN700系の「のぞみ29号」自由席に乗ります。11時30分発なので、余裕で窓側の席を確保でしました。N700系は窓側の席にコンセントがついていたりと便利ですね。もっとも旅の初めなので、充電するものなどは特にないのですが。私が小さかった国鉄末期からJRの初めころは自由席も混んでいたという記憶があったのですが、今は混んでいても、ほとんど1本待てば座れるという印象です。古い時刻表と見比べてみてもJR発足時の1987年に比べて、ほぼ倍の本数になっている印象です。でも今は食堂車もなくなり、すっかり旅情はなくなりました。




11時30分、「のぞみ29号」は静かに発車しました。さっそく東京駅で購入した三陸海の幸弁当とビールを広げてのんびりします。




ビールには開業50種年のイラストが入っていました。



ちなみに今回の乗車券は以前使用していた周遊きっぷがなくなってしまったので、連続乗車券を購入しました。東京~山科~日本海縦貫線~札幌~旭川~富良野~滝川と滝川~新千歳空港の2枚で14日間有効という切符になりました。




車窓は夏ですね。


2時間20分で京都に到着です。


改札口には山鉾の名前の提灯が出ていました。気持ちが高まります。


駅を出ると、京都タワーが迎えてくれました。

2へ続く。
  
タグ :鉄旅


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