2016年07月07日

続々、城端線乗り降り~富山の春と観光列車を楽しむ旅7~



早起きした高岡の朝は曇りでした。
続々、城端線乗り降り~富山の春と観光列車を楽しむ旅7~


田園にも曇り空がどんより映っておりました。
続々、城端線乗り降り~富山の春と観光列車を楽しむ旅7~


朝は城端線乗り降りの続きです。まずは高儀駅へ。
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高儀駅はが、以前はもう一本線路があり、行き違いもできる駅だったそうで、
ホームの向かい側にホームの跡が残っていました。続々、城端線乗り降り~富山の春と観光列車を楽しむ旅7~


以前は地元の人が寄付したという木造駅舎があったそうですが、現在は
ホームと待合室があるだけの無人駅です。列車が来る時間になると、
高校生が家族の車に送られて集まってきました。
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続いては一駅高岡駅側に戻って東野尻駅へ。
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ここも待合室があるだけの小さな駅ですが、トイレもありました。
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城端線乗り降りしていて感心するのは、必ず各駅にトイレがあることです。
ただ、古い時代の便所がそのままあるので、今の若者が使うかどうかは
別ですが。
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少し時間があったので近所を散策してみました。城端線と平行するように
国道が走っていて、ちょうど北陸自動車道の砺波インターチェンジがあるので
車の往来の多さ、賑やかさは駅とは比べ物になりません。これが地方の現実ですね。


帰る途中に雨が降り始めました。駅へ戻って次の駅へと進みます。車内は高校生で
いっぱいです。この列車はあいの風とやま線に乗りいれる富山行きでした。

二駅乗って油田駅へ。乗った列車の車両は全部がオレンジ色のオリジナル塗装車でした。
写真を撮ると、古い時代の写真と行ってわからなそうです。
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駅に降りると、雨が強く降ってきました。その中での散策です。
油田は「あぶらでん」と呼び、難読駅の一つに挙げられています。ここも高儀駅と
同じように昔は線路がもう一本あり、列車の行き違いができたそうですが、JRに
なる前には線路が外されて1本になりました。油田駅はきれいにそのホームの跡
が残っています。
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木造駅舎もも平成元年に現在の建物に改築されたそうです。
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付近を歩くと、古い建物を使った福祉センター「麦秋苑」や
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日本酒製造の「若鶴酒造」などが
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ありました。ここは昭和27年までは油田村という村だったそうです。現在は砺波市の
になってますね。


雨になかをついてやって来たのはは「ハットリくん」車両でした。通学の時間から
外れたために車両は1両編成でした。さっきの富山行きは3両だったのに。でもまだ
時間は8時です。いかに通学者に城端線の輸送が頼っているかでしょうね。
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油田駅から3駅、二塚駅へやってきました。
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ここは昨年2015年まで近くのパルプ工場まで貨物列車が走っていたので、
構内には線路が何本もあり、城端線の中では大きな駅でしたが、昨年の9月で貨物列車が
廃止になったので今はがらんとしてます。
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ここは国鉄時代から駅舎にひょうたんが飾ってあったのが有名で、かつては
駅で瓢箪祭りが行われていたそうですが、貨物列車の廃止に伴い、駅の業務委託を
請け負っていたJR貨物も撤退し、いまは無人駅になっています。
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かろうじて駅舎内の一部に飾ってありました。
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駅舎も古いままで感じのよい駅です。
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時間があるので、また付近を散策します。貨物列車が荷物を運んでいたであろう
パルプ工場の煙突も見えます。
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歩いて10分ほどで、恒性皇子陵墓へとやってきました。
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ここは富山県唯一の皇族の陵墓だそうです。恒性皇子は後醍醐天皇の息子で
鎌倉時代末期に父親の倒幕活動に連座して、この地に流罪にされ、その後、
倒幕に利用されることを恐れた鎌倉幕府側に暗殺されたとのことで
この地に眠っているそうです。ここは陵墓なので文化財ではなく、宮内庁で
管理しています。
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二塚駅から1駅乗って、林駅へ。
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この駅の待合室には面白いものがありました。
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この「メッセージテレ」は列車が遅れたりしたときに問い合わせができるものだそうで、
おそらく鉄道電話で高岡駅につながっているもののようです。
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現在は高岡駅はJRの駅ではないので、つながるかどうかはわかりませんが、一昔前の
設備ですね。現在は遅れ状況は待合室のタブレットでリアル配信されてます。
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林駅からは新高岡駅の建物が望めます。横に長いオレンジ系の建物です。
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これで城端線の全駅に降りることができました。次は新高岡駅へと向かいます。
二塚駅で次の登場列車と行き違いました。
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8へ続く。




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