2014年08月31日
ノロッコ号に乗って湿原の桜へ~道東桜紀行4~
帯広のホテルで朝を迎えました。ホテルからJRの根室本線が見られます。

帯広駅は広尾線があったころは地上の駅でしたが、今は高架の駅になっています。駅前には地上駅の頃の名残のモニュメントとして線路が残してありました。

今日は釧路に向かって、根室本線を行ったり来たりして降りたことのない駅に行こうかと思っていましたが、今回は切符の手配をツアー扱いで手配し、3日間使える道東のJRに乗り放題のフリーパスが付いてきたので、ただ鈍行で行き来するのはもったいないなと思い、思い切って釧路まで特急で出ることにしました。

特急「スーパーおおぞら1号」は十勝平野を通り抜け、十勝のはずれ、浦幌町の厚内駅を出たあたりで太平洋と遭遇します。

根室本線が初めて海と出会う場所で私のお気に入りの場所の一つですが、今日の海は荒れていましたね。
11時01分、釧路駅に到着。久しぶりの釧路ですが、すぐに乗り換えです。

乗り換えるのは釧網本線の「くしろ湿原ノロッコ1号」です。1989年から走っている列車ですが、私は初乗りです。今年、運行開始25周年ということで専用のヘッドマークがついていました。

5月の平日ということもあり、列車はだいぶ空いていました。車内を回ってみると、最近の人気らしく、中国人系の外国人を多く見かけました。

11時06分に釧路駅を発車しました。釧路の市内も桜が満開になっていて、どうやら桜の開花が早まっているようです。これはありがたいです。


車内は観光列車らしい装飾がされていました。
東釧路駅を過ぎて、列車は根室本線と別れ、釧路湿原に入っていきます。

岩保木水門が見えてくると、いよいよ釧路湿原です。

列車は湿原のへりを縦断していきます。

湿原の車窓は目まぐるしく変わり、釧路川が見えてきました。


約45分で終点、塘路駅に到着。


塘路では折り返し時間まで30分ほど時間があるので、駅前を散策します。

塘路でも桜が咲き始めていました。
郵便局前の桜もちらほらと咲き始めていて、ここ塘路にも桜前線が来ていることがわかります。

そろそろ折り返し列車の発車時刻のようです。塘路駅へ戻ります。
5へ続く
Posted by さがるまーた at 18:00│Comments(0)
│2014,5 道東桜紀行
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