2016年02月14日
青森でマグロを食らう~函館鉄道乗り歩きと「カシオペア」の旅7~
函館駅では時間があったので、2階のホールをのぞいてみました。ちょうど寝台特急の写真展をやっていました。

函館発17時07分のスーパー白鳥38号で青森へ南下します。列車は夕日に照らされて止まっていました。

霞がかった津軽海峡には函館山と青函連絡船亡き後、津軽海峡を行きかう津軽海峡フェリーが見えました。

17時53分、青函トンネルに入りました。

テーブルの裏側にはトンネルに入る時間と出る時間が書いてありました。これは便利ですが、新幹線開業後はなくなるのかもしれません。

青函トンネルを抜け、津軽今別駅を通過します。ちょうど、同じ場所にできる奥津軽いまべつ駅には北海道新幹線のH5系が止まっていました。

新中小国信号場を過ぎるとJR東日本に入ります。ちょうど行きとは逆の写真が取れました。北海道旅客鉄道株式会社の表示の裏が行きの写真にある東日本旅客鉄道株式会社になります。

18時57分、青森到着。もう暗くなっていました。

22時18分発のはまなすまで時間があるので、夕食にします。行ったのはここ。

大間のマグロを出すと聞いて、「いなげや」さんにやってきました。
まずはビールとあんこうともあえ。

大間のマグロ盛り合わせ。

左上から、のうてん、ほほにく、脳の中、右上から中トロ、かまトロだそうです。(違ったらごめんなさい)
刺しイカ田子あえ

まぐろ目玉酒蒸し

ご主人と話してみれば、私の住んでいる近所に昔は店を出していたそうで、その時はうなぎやだったとのこと。その縁でうな重も頼んじゃいました。

日本酒もいただき、とてもおいしゅうございました。
ちょっと長居をし過ぎて、青森駅に戻ったのは22時ころ。写真撮るにはぎりぎりです。つい飲みすぎました。

青森発の夜行列車はこの急行「はまなす」しかないのですが、改札口ががらんとしていました。

この「はまなす」がなくなれば、青森駅の夜はもっと静かになります。青函連絡船が本州と北海道を結ぶルートのメインだったころは毎日のように夜行便でも旅客の積み残しがあって、たくさんの人々がこの駅で一夜を過ごしたそうです。今でもだいぶ静かですが、来年の3月で細々と続いてきた歴史の流れは断ち切られるのでしょうね。一抹の寂しさを感じます。
ホームに向かいます。

8へ続く。
Posted by さがるまーた at 12:00│Comments(0)
│2015,4 函館鉄道乗り歩きと「カシオペア」の旅
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