2019年06月07日

夜行バスで飛騨へ~たびきっぷで飛騨、美濃乗り歩き1~

 2017年の4月、岐阜を旅しました。この旅では同じ県なのに冬と春を味わえる貴重な体験をしました。

 事の初めは、4月の8日に岐阜県飛騨市で「ロストラインフェスティバルin神岡」が開かれ、その関連イベントとして、2006年に廃止になった旧神岡鉄道の車両が一部区間、復活運行するとのことからでした。日本の鉄道にはほぼ乗りつくした私ですが、神岡鉄道には乗らないまま廃止になってしまったので、一部区間でも乗れるのはうれしい限りです。

 乗車には事前申し込みの上、抽選なので、乗れるかどうかはわかりませんが、とりあえず申し込んだところ、見事に当たりました。

 では出かけようということで、さっそくプランニングです。ちょうど前年2016年の7月29日からJR東海が「JR東海&16私鉄 乗り鉄★たびきっぷ」(以下「たびきっぷ」と略します)を販売していて、興味があったので、使ってみることにしました。この切符はJR東海の在来線全線と主に地方鉄道16私鉄が土休日の連続する2日間乗り放題で8480円とのことで最近トクトク切符を廃止してきたJR東海にしては久しぶりに発売した便利な切符です。制約はありますが、特急券購入で一部新幹線にも乗れるので、使いやすそうです。

 せっかく地方鉄道乗れるのであれば、2016年から観光列車「ながら」が走り始めた長良川鉄道にも乗ってみることにしました。1日目は飛騨地方、2日目は美濃地方を回ってみることにします。

 さて問題はどうやって、復活運行する神岡鉄道の奥飛騨温泉口駅まで行くかということです。当たった便は12時30分発の最初の列車。奥飛騨温泉口駅のある飛騨市神岡町にお昼着くにはどうするかと考えます。

一番早いのは東京からだと朝の北陸新幹線で富山へ行き、そこからバスで入るのが一番早いのですが、結構な値段する上に「たびきっぷ」が1日目はほぼ使えず、もったいないところです。

 東海道新幹線で名古屋に入り、そこから特急ひだで高山駅、そこからバス乗り継ぎとも考えましたが、たびきっぷは少しは使えるものの、なかなか時間的につらいところもあります。

 新宿から高山駅行の高速バスに乗って平湯温泉で乗り換えという案もありますが、始発バスの平湯温泉着が11時30分で、そこからタクシーで現地に行くとすると、費用が高くつくのでもったいない感じです。

 前日泊しかないかなと思っていたところ、朗報が。私が行く8日の前日、7日から新宿から高山行のバスに夜行バスが運行を始めるとのこと。11月までの季節運行とのことですが、ありがたい限りです。早朝、高山に着いて、「たびきっぷ」を使い始めることにします。これで初日の日程も固まりました。


 4月7日の夜、バスタ新宿へやってきました。乗車するのは京王バスの新宿飛騨高山線7071便です
夜行バスで飛騨へ~たびきっぷで飛騨、美濃乗り歩き1~


残念ながら、昼行バスの夜行運行なので4人掛けのバス。隣に人が座ったので、くつろげないのが残念です。
夜行バスで飛騨へ~たびきっぷで飛騨、美濃乗り歩き1~


少し遅れて、22時58分に出発です。

昼のバスと同様に途中の停留所にも止まりつつ、夜道を走ります。そのままウトウトして眠りに落ちました。

2へ続く。


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