2017年07月16日

崩れゆくタウシュベツ川橋梁~タウシュベツ川と狩勝峠の旅3~

 この地域には他にもアーチ橋があるのに、このタウシュベツ川橋梁が有名なのは、11連というアーチの多さと、その立地が価値を増しているのかもしれません。現在糠平湖がある場所は昭和30年に糠平ダムができるまでは、湖はなく、今の湖底に糠平温泉街があり、士幌線も糠平からタウシュベツ川橋梁を抜けて、まっすぐ北上していましたが、ダム建設に伴って、現在の位置に温泉街が移り、士幌線も湖の西岸を走るルートに付け替えられます。そのため、タウシュベツ川橋梁は昭和30年8月1日に廃止され、その後は湖の中になりました。今でも管理者はダムの所有者、電源開発になってます。
崩れゆくタウシュベツ川橋梁~タウシュベツ川と狩勝峠の旅3~



川を渡って、向こう岸へと向かいます。橋脚に近づいてみると、かなり傷んでいます。危険なため、近づかないようにロープが張ってありました。
崩れゆくタウシュベツ川橋梁~タウシュベツ川と狩勝峠の旅3~


今年崩れた場所がここ。湖側です。
崩れゆくタウシュベツ川橋梁~タウシュベツ川と狩勝峠の旅3~


近づいてみると、だいぶ傷んでいるのがわかります。この状態であれば、来年はこのアーチの部分は崩壊して見られなくなっている可能性が大です。それにしても、この崩れ落ちている鉄筋は戦前のものなんですね。ちょっと感動します。
崩れゆくタウシュベツ川橋梁~タウシュベツ川と狩勝峠の旅3~


タウシュベツ川を渡ります。流れは急ですが、川幅はまだ狭いので、何とか渡れました。
崩れゆくタウシュベツ川橋梁~タウシュベツ川と狩勝峠の旅3~


川越しの橋です。
崩れゆくタウシュベツ川橋梁~タウシュベツ川と狩勝峠の旅3~


そして、橋と湖底と山々。この写真は今が最後かもしれません。もう少ししたら、ここは水の中でしょう。
崩れゆくタウシュベツ川橋梁~タウシュベツ川と狩勝峠の旅3~


湖底からおそらく線路の築堤だったところを上がって、橋梁の向こう側へ来ました。
崩れゆくタウシュベツ川橋梁~タウシュベツ川と狩勝峠の旅3~


もちろん橋の上は立ち入り禁止です。コンクリートアーチ橋の中がよくわかる場所です。
崩れゆくタウシュベツ川橋梁~タウシュベツ川と狩勝峠の旅3~


少し湖岸を歩いて写真でよく出てくる場所にきました。
崩れゆくタウシュベツ川橋梁~タウシュベツ川と狩勝峠の旅3~


今度は山側のほうに回り込みます。
崩れゆくタウシュベツ川橋梁~タウシュベツ川と狩勝峠の旅3~


山側のほうも橋脚がだいぶ崩落しています。
崩れゆくタウシュベツ川橋梁~タウシュベツ川と狩勝峠の旅3~


右側は2003年に十勝沖地震で崩落した場所で、左側が、今年崩落が確認された場所です。左側のほうがまだ中の石も残っていて新しい感じがします。
崩れゆくタウシュベツ川橋梁~タウシュベツ川と狩勝峠の旅3~



大体、一周してタウシュベツ川橋梁ツアーも終わりです。
崩れゆくタウシュベツ川橋梁~タウシュベツ川と狩勝峠の旅3~


糠平付近の旧鉄道橋には多くのコンクリートアーチ橋が残っていて、以前巡ったのですが、その記事は後日にでも書きたいと思います。旧国鉄士幌線は昭和62年に廃止になりましたが、それ以前に糠平から先の十勝三股までの区間は1978年から鉄道の運転をやめ、バス代行になっていました。それでも休止なので、施設は残っていましたが、廃止に伴い、線路などの設備は撤去され、橋脚も撤去される直前に地元の人たちの熱意で保存されることになった経緯があります。でもこのタウシュベツ川橋梁は湖底の中なので、保存措置は取られず、朽ちていくのを見守っている状況です。

この橋の価値は廃墟としてのものも大きいので、変に保存しても意味がないといえば意味がないので、やむを得ないところです。近いうちにまた行ってみたいものです。

糠平の街へ戻ってきました。町中にもエゾシカがいました。
崩れゆくタウシュベツ川橋梁~タウシュベツ川と狩勝峠の旅3~


4へ続く。


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